Garden


水晶の瞳


参加者


GM.草餅
PL.夕紀乃/ユメト・クラウニー
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GM:シナリオ「水晶の瞳」始めて行きましょう、どうぞよろしくお願い致します!
ユメト:よろしくお願いします〜
GM:【水晶の瞳】
GM:貴方は、何処かで見た覚えのある雑踏を掻き分けて歩いています。
目的地はあなた自身にも分かりません……何故自分がここにいるのかも、分からないのです。
持っているのは、貴方が忘れたはずの薄ぼんやりとした記憶。鮮明ではないにしろ、今は貴方の中にある……。
ユメト:少し西洋風の街並みかもしれないな。てこてこ。
ユメト:「……(なんか、見覚えが)」きょろ。
GM:馬車が時折通りかかるかもしれない。どこか懐かしいかもしれない、西洋の街並み。そんな景色を今貴方は歩いている。てこてこ。
GM:聞き覚えのある言語ながら、他愛のない会話が耳を掠める、一歩、一歩悩みながら歩いていく。
そんな人混みの中を歩く貴方の目に入ったのは……胸に一輪の白薔薇を挿した人物でした。
フードを被った、彼とも彼女ともつかぬその人物は貴方を手招きます。
ユメト:「?」なんで手招かれてるんだって顔をしている。本当に僕に向かって手招いてるのか?って感じで周りをきょろり。
GM:貴方がその人物を認識した瞬間、不思議な事にさあ、と音が消え去ります。
世界のすべてが静止したように……その中で浮かび上がるのはその人物と貴方のふたりっきり。
GM:そしてその人物は是と言わんばかりに軽く頷いていますね。
ユメト:「……は!?」きんぐくりむぞんかな。
GM:きんくり
ユメト:「…………」なるほど?という顔をして静止した世界を見る。「……ここ、僕の故郷か」どうりで見覚えがあると思ったんだ。
GM:静止した世界で、女とも男とも判別し難い声が、ひどくこの空間に響き渡るようにその人物は優しく語りかけます。
GM:「こころを…のぞいてみませんか?」
ユメト:「心?」何言ってるんだって顔をしつつ、全部止まっちゃってるからフードの人にとりあえず近づこう。てってこ。
GM:「ここは貴方の心のなかに築かれた迷宮です。……覗き込めばおのずと道は見えましょう」
ユメト:「…………」もにょってる。「君は僕に何をさせたいんだい?」
GM:もにょられた。
ユメト:もにょにょん。
GM:「不快にさせたようで失敬。…何をさせる、そうですね…貴方が今ここにいる場所から抜け出せるように、出口を用意したく…手助けをしたいのですよ」
ユメト:「……出口を用意するのに心を見なきゃいけないってこと?」もーん(ちょっとましになった
ユメト:「(ここが僕の心の迷宮だっていうならこれは誰だ……?)」もーんもーん
GM:その言葉にこくり、と頷く「それしか方法がございませんから」
ユメト:「厄介だな」けっ。「……で、具体的にはどうすればいいんだ?」
GM:その人物は、宙に手をかざしてひとつ、空を切る動作をします。
GM:すると何やら絵図が描かれた札がすうっと音もなく宙空に浮かび上がり、貴方の目の前で静止する。
ユメト:「!」びっくーり。
GM:「簡単な事です、お付き合い下さい」
GM:目の前の顔の見えぬ人物は、貴方に好きな札を選ぶように促します。
GM:1〜22の数字でお選び下さい。
ユメト:「…………」じー。これはもしかして:タロット。
GM:君のように感の良い子は嫌いじゃない
ユメト:「占いってことか?」一気にセーフになったからこいつちょろいよね。
ユメト:わりと乗り気になった。
ユメト:1D22 どーれーにーしーよーうーかーなー
DiceBot : (1D22) → 20
ユメト:だそうです(女神頼み
GM:「ええ、遊びと思って構いません。…導く事には変わりはありません」頷いている。
GM:OK女神
GM:選ばれた札は貴方が触れると同時に一瞬だけぼっ、と炎に包まれたように消え失せる。
ユメト:「わ、!?」びっくり
GM:「失礼、演出のようなものです。…では、始めましょうか」
ユメト:「演出」凝ってるなあってしてる。
GM:すると宙空に浮かんだ札が7枚まで減り落ちて、その人物はそのうちの一枚を貴方に見せるだろう。
GM:一枚目のカード、【死神】 - 逆位置
GM:「これは貴方の過去を表すもの…死神、なるほど」軽く頷きゆっくりと説明を始める。
ユメト:「?」分かってない顔。
GM:「例えるならそれは酷く暗い夜…もはや闇です、夜明けまではもう少しかかる、そこに貴方はいた。解決策も見つからず、見つける選択肢すらない状態…。
けれど貴方が気づかないところで、静かに何かしらの変化が始まっていたようですね。 でも貴方は本当にもうすぐ朝が来るのか、信じられなくなっていたのかもしれません 」
GM:「そんな場所に過去の貴方はいたのでしょうね」
GM:「死神の逆位置は…新展開、上昇、挫折から立ち直る、再生、起死回生を表しています」頷き
ユメト:「過去の僕……」じわりと記憶が鮮明になっていく。そう、そんな暗い場所にいたことはとっくに思い出してて、だけど、
ユメト:その先は、「……アルティが、僕を、連れ出してくれた」それがきっと夜明けだったんだろう。何もかも忘れて、消えて、新しく生きるために。
GM:静かに聞いている。
ユメト:「…………」それが本当に功を成したのかはまた別問題だけど。
ユメト:記憶を振り返るように黙り込んだ。
GM:「当たっているにせよ、間違っているにせよ…自分のこころに波や風を起こしたのなら、それは貴方の導きになりましょう…さて」指をす、と揺らすと…
GM:死神が、かしゃりと崩れるように絵図の描かれた札は宙へ消え失せた。
GM:二枚目のカード、【月】 - 逆位置
GM:「これは貴方の現在を表すもの…月の逆位置、意味は失敗にならない過ち、過去からの脱却、徐々に好転…」
GM:「その闇から抜けだした貴方は、最近何かしらの負から脱却したのでしょう…感情が以前より安定し、怯えたり変に隠そうとする事をやめようと努力しているのでは…?」
ユメト:わお
ユメト:「あー……」ものすごく、心当たりが、あります。先生。
GM:「抱えていた誤解も解け、相手や状況をさらに理解出来たのでしょうね…。 過去を清算して、視界が開けていくようです…夜明けのようですね」
ユメト:それは今の僕にとっての変化。脱却、清算、……安定という言葉が、きっとしっくり来るのだろう。
それは元の僕にとっての経過。存在を失って、取り戻して、そうしてみた景色はあまりに広かった。それまでにもいろいろなことがあったけれど、
ユメト:「……ずっと暗闇にいると、視野って狭くなるからね」僕一人では知れなかったものばかりだ。
GM:月もまた隠れてしまうように絵図の描かれた札は宙へ消え失せた。
GM:三枚目のカード、【正義】 - 正位置
GM:「貴方にとって、近い未来を表すものです…正義の正位置、意味は公正・公平、善行、均衡…」
GM:「自分自身の行動の結果が返ってくるでしょうね。 …正しいことをしたならば正当な結果に、… 間違ったことをしたならば同等の報いが貴方に。
けれど今の貴方は月が知らせてくれたように安定している、…貴方なりの答えを以前より明確に出せるのかもしれませんね」
ユメト:「死神から一気に変わったなあ」はは。「……ちゃんと、変われるかな。答えを出せるなら、いいんだけど」
ユメト:「(変われたのならきっと)」白木蓮の二人がうかーぶ。
GM:正義は潔く散り絵図の描かれた札は宙へ消え失せた。
GM:四枚目のカード、【悪魔】 - 逆位置
GM:「これは…問題への立ち向かい方を表すものです、悪魔の逆位置の意味は回復、覚醒、新たな出会い、リセット…」
ユメト:「お、おう」なんかまた怖い名前のが
GM:「自分自身のネガティブな姿を、 客観視できるようになってきたのでしょう。無理に自分自身を騙し演じてまで苦しむことを止め
自分自身が変わることが必要なのだと気づいています。 …今までの自分を恥じ終止符を打ち、新たな自分を歩み始めようとしていますね…」
ユメト:「う、ん? おう……」合ってる、合ってるけど、なんか詳しくないか……?の顔をしてきてる。「(この人、本当に何者なんだ……?)」謎が深まる。
ユメト:「……変わらなきゃ、結局同じになっちゃうからな」うん。「新たな出会いかあ……」白木蓮が浮かry
GM:悪魔は光りにあてられたように絵図の描かれた札は宙へ消え失せた。
GM:五枚目のカード、【審判】 - 逆位置
GM:「これは、貴方の周囲を表すもの…審判、逆位置は悔恨、行き詰まり、悪報…」そしてゆっくりと説明が始まる。
GM:「変わらなくてはいけない、と貴方は理解していますがまだまだずるずるとしてしまう所があるのでしょうね…。それは周囲にどう触れれば良いか
理解しきれていない…または環境の変化に酷く悩まされているのではないでしょうか。 変わりたいなら、意識の改革が必要です…」
ユメト:「う」ぐさぁ
ユメト:「…………」ホームシックなうです(´・ω・`)大樹う……。
ユメト:「意識の、改革……改革かあ……」むんむん……。ああなんかこれ元の世界でも言われた気がするぞ。
ユメト:「……どうにも僕は、ひとつの意識に捕らわれやすいみたいだ」苦笑をこぼす。心当たりしかない。
元の僕は、自己嫌悪から脱却できなくて、今の僕はきっと、まだ足りない。
GM:審判は閉廷したように絵図の描かれた札は宙へ消え失せた。
GM:六枚目のカード、【節制】 - 逆位置
GM:「これは貴方自身を表すもの…節制逆位置…意味は浪費、消耗、生活の乱れ」また優しく説明を始める。
GM:「貴方はきっと今はやりすぎてしまう位に “適度な加減”が解らないのかもしれません、肉体的にも、精神的にも…思考と行動は共にあるでしょうか
貴方が本気になっても解決しないのであればそれは貴方だけでは解決しないものです。…こういう時に助けを求めましょう。 繋がる、共有する…貴方はきっと癒されるから、力になるから」
ユメト:「……うん、」素直にうなずく。自分は一人での限界に来てるのだと気付いているから。
ユメト:「……アルティとも、ちゃんと、話さないとなあ」帰る時がいつになるかわからないけれど、それでも鮮明によみがえる記憶の中の相棒へ。
ユメト:少しでも僕が、独りで抱え込まずに相棒を頼ることができたなら、僕らの関係も変化したのだろうか。今からでも、遅くないだろうか。
GM:節制が解き放たれるように絵図の描かれた札は宙へ消え失せた。
GM:「さて、出口は此方になります…」
GM:そう人物がゆっくりと貴方に最後の札を見せる。
GM:七枚目のカード、【世界】 - 正位置
GM:「世界、正位置…意味はグッドエンディング、成就、成功…総合」変わらず説明を始める。
GM:「自由自在な道。それを手に入れることはたやすいでしょう。手にしたそれを、自分の責任においてどう扱い、動かし、楽しむかは貴方次第…
他者からはバッドエンディング、間違っている、そう言われるかもしれません。けれど貴方にとっては最良の選択、なのかもしれませんね。
そう選ぶのも、そうするのも他でもない、貴方自身なのですから…自由なのですから…」そうでしょう?
ユメト:「最後は自己責任、か」自分の目標を、自分の今の目的を見据える。
ユメト:「何が起きるのか、何が変わるのか、どう終わって、どう始まるか」「何も分からないし、予測もつかない。それでも僕は、僕の目指す先を変えるつもりはないよ」
ユメト:忘れないために、僕と"僕"が帰れるように。その先がグッドエンドだと信じて進む。それが僕の選択だ。
GM:軽く頷きつつ聞いてる。
ユメト:同時に鮮明に浮かぶ、元の自分の「諦め」を。最良と選んだそれはどう見てもバッドエンドだったけれど、それもまた選択だった。
ユメト:"僕"が諦めるという選択をしたなら、僕は先を見据えて歩む。きっとそれでちょうどいいのかもしれない、なんて。
ユメト:「(環境の変化ってでかいよな)」何かに納得したようにうなずいた。
GM:ゆっくり頷き指を軽く揺らすと世界の札も消え…ませんでした。
GM:「絵札を一枚、持っていくと良いでしょう……これからの、導きとして」
GM:今まで消えてきたカードが、7枚すべて目の前に浮かび上がる。好きなものを選べというらしい。
ユメト:「導き……?」うーん。
ユメト:うーんうーん。
ユメト:うーん(真剣に悩みだす)
ユメト:「導き、導きだもんな……」それなら、と一枚を指さす。「僕と"僕"が選んだ先は、そこに生まれた思考は。……迷ったときに見るのに、ちょうどいいかもしれない」指さした先は"世界"
GM:「ええ、解りました」浮いていた世界の札は貴方の手におさまるだろう。すっぽり。
ユメト:すっぽり。
ユメト:きゅっと握ってる。
GM:ふ、と顔覆いを被った人物がその被りものを落とす。
GM:貴方は、文字通り驚愕するかもしれない。
GM:日に当たると明るい色を見せる茶髪に、深い翡翠の宝石を思わせる緑の瞳…そして貴方と瓜二つの顔
ユメト:「……!?」目を見開く。
MM:目の前の人物はまるで鏡のように、されど鏡よりさらに近い顔で、柔らかな笑みを浮かべる。
MM:「君はどうして、そこまで迷わずに進めるの?」
「どうして僕が諦めた道を、君は進めるの」
「同じなのに、何もかもが違う。まるで、別人みたいだ」
「君は、まぶしいね」
MM:柔らかな笑みを崩さないままに言葉を吐く。
ユメト:「…………」見開いていた目を一度閉じて、開く。まっすぐに、見つめる。
ユメト:「ばーーーーーーーーか! 君の目は節穴か!? 本当に"僕"か!?」
MM:「!」びっくりしてる。
ユメト:「確かに選択した先は違ったかもしれない。何もかも違うように見えるかもしれない。だけど、別人じゃない、別人だったらこんなに悩むもんか」
「僕は"僕"と、君と一緒に帰るって決めたんだ! 別人だなんて言わせねえからな!」
「……別じゃないんだから、元は同じなんだから、君だって変化できるはずなんだ。……だから、そういうこと、言うなよ」さみしくなるだろばか。
MM:「……難しいことを言うなあ」あはは
GM:あはは、と笑っている彼をまっすぐ見つめていた貴方は
GM:は、目を醒ます。いつの間にか眠っていたのかもしれない。
GM:いつの間にか握っていた札と…<選択>についての記憶を胸に、貴方は目覚めるだろう。
ユメト:「…………」ぱちくりと瞬いて、先ほどまでの会話を胸に身を起こす。「…………わすれ、て、ない……?」それはあまりにも奇妙な対面、奇妙な記憶。
ユメト:「……………………」いやああれは駄目だわ、という顔。「改めて……僕っていろいろ、うん……」ちょっと落ち込んでる。
ユメト:傍らの赤い小瓶に目をやる。小瓶にささって揺れる、白木蓮の花弁を抱いた、紫の花。
ユメト:「……夢人くんの、おかげ、かあ」よいしょ、と小瓶の近くへ行く。
ユメト:「"心の迷宮で心を覗き、僕自身と対話した記憶"を」どうか、僕の元から離れても、ここにとどまってくれるように。
ユメト:するん、とさっきまであった記憶はユメトの中からなくなっただろう。だけど消えたわけではない。赤い小瓶の中で、その記憶はとどまり続ける。
ユメト:「僕は僕の、"最良"を」
ユメト:どこか満足そうに、ふわりと笑んだ。
GM:------
GM:シナリオクリアです、おめでとうございます!!!!!!!!!
ユメト:お疲れ様でしたああああああ!!!
GM:はーーーーい報酬のお時間だ!!!!
ユメト:どんどんぱふぱふ
GM:そこ座れ!
ユメト:いえっさー!(着席
GM:・SP+50
・自身の「選択」に関する記憶
・アイテム
[ROSE:White Symphony]
消耗品。7回のみ使用可能。
タロットのようなカード。
美しい長髪の女性と白薔薇の園が描かれている。
セッション開始時に宣言する事。
自身が水晶の瞳の中で引いたカードからchoiceダイスを振る。
選ばれたカードの効果をシナリオ中1回だけ使用する事が出来る。
ユメト:ユメトのSPが地味にやばい
ユメト:わあいカードだ〜
GM:choice[死神,月,正義,悪魔,審判,節制,世界]ちょいすはこちら
ユメト:いえーい
GM:BBS出来次第リプにてURLをお送りしよう! 本日は感謝!!自由解散だ!
ユメト:おつですのん!楽しかった!ありがとう!!
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