Re:birth

参加者

GM.千穂
PL.シルフ/本仮屋ブルックリン
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GM：それではGARDENシナリオ「Re:birth」開始します！よろしくお願いします
ブルックリン：よろしくお願いしますー！
GM：【---】
GM：君は、心地よい浮遊感に身を任せている。
なにもかもから解放されたような、感覚。
耳元にはさざ波の音。
その音に手を引かれるように、君の意識は浮上する。
GM：……君は、小舟に乗って海をさまよっている。
波の音とともによみがえるのは、あなたの失くした記憶たちだ。
ブルックリン：「・・・」目を、見開く。
ああ、ああ・・・なんだ。ほっとして、僕は息を吐くように笑った。
・・・僕は本当に、幸せだ。
それにしても、ここはどこだろう。きょろきょろ周囲を見回す。
GM：遠くには、島が見える。
緑の木々が生い茂り、極彩の鳥たちが飛ぶ島だ。
それらが羽ばたく音と、奇妙な鳴き声が聞こえる。
GM：島の浜辺から、手を振り君を呼ぶ人物がいる。
…君は、誰を思い浮かべるだろう？
君の心に浮かぶまま、その光景を想像してみてほしい。
ブルックリン：「・・・ケイト？」
驚きに思わず、再び目を見開いた。
大学でできた大事な友達の一人、長い金髪に、まっすぐな青い目をした彼女。
いつも通りの快活そうな笑顔で、僕に手を振っている。
GM：……やがて、その浜辺に美しい虎が一匹、やってくる。
君が思い浮かべた人物と、その美しい虎は、どうするだろう？
君の心に浮かぶまま、その光景を想像してみてほしい。
ブルックリン：ケイトは虎に気づくと、驚いたように後ずさった。
固唾を飲んで、彼女は虎を見つめている。
しかし虎は彼女の緊張などどこ吹く風、
彼ないし彼女にとっては過ごしやすそうな場所に見えるのだろうか、
浜辺の一角に、リラックスした様子で寝そべった。
GM：やがて、小舟は島に流れつく。
GM：……先ほど眺めていた、君が思い描いた人物と虎の姿はない。
GM：生い茂る木々の中をくぐっていけば、
極彩の花々、濃い蜜の香りがするそれに、
色鮮やかな蝶たちがひらひらと舞い飛んでいる。
ブルックリン：ケイトはどこに行ったんだろう。
そう思いつつも、蝶たちの飛ぶ様子を見る。
綺麗だ。まるでなにかの絵画みたい。
GM：蝶の数は次第に多くなり、
さらにその奥に進めば、蝶が群がり、
大きな塊となっている場所を見つける。
GM：君がそれに触れようとすれば、蝶ははばたき、
燐粉をちらしながら、君の視界を覆う。
GM：蝶はささやくだろう。
一匹一匹が違う言葉を、君の耳へ。
GM：
白の蝶は囁く。それは「夢」
赤の蝶は囁く。それは「出会い」
黒の蝶は囁く。それは「別れ」
黄の蝶は囁く。それは「目覚め」
青の蝶は囁く。それは「物語の終わり」
GM：君はどれを選びとった？
その言葉は、どのようなものだったろう？
君の手のゆくまま、心にとどめたものを、つかんでみてほしい。
ブルックリン：そっと、怯えさせないように慎重に、白い蝶、夢を囁いた子へ手を差し出す。
うっかり羽を傷つけないよう、手で作った簡易な籠で、
白いその子を閉じ込めた。
GM：[]
GM：「夢」を囁いた白い蝶は、君の手の中で、光に溶けて消えていく。
GM：蝶たちは飛び去る。
君は、再び視界を取り戻す。
GM：そこにあるのは、ひとつの宝箱だ。
GM：その中にあるものは、君が求めていたもの、
または、ずっと見ないふりをしていたもの、
あるいは、見たことがないようなものかもしれない。
GM：そこには、何が入っていただろう？
君が思い描くまま、そこに「ある」と思うものを想像してほしい。
ブルックリン：本が、あった。ハードカバーの、そこそこ大きく、厚みのある本。
いや、ただの本じゃない。
・・・アルバムだ。
ブルックリン：中を開けば、写真がいくつも貼られてある。
柔らかな微笑みを浮かべた男の子。
「彼」を撫でる、若い黒髪の女性。
しかしいくつかページをめくれば、
被写体はおとなしそうな女の子に変わる。
ああ、そうだよ、これは・・・僕の、アルバムだ。
GM：……
GM：眩しい光の中、突然目が覚める。
GM：窓から注ぐ光は、生まれて初めて浴びたように眩しくて、心はある光景を呼び起こす。
GM：「きみがうまれたとき」
GM：それはどんなものだったろうか？
自分はいつ、「生まれた」と感覚したのだろうか？
君の思うまま、最後に残してみてほしい。
ブルックリン：きっと、あの小学校の図書館で、本を読むうちに僕の基はできあがった。
そしてあの日、母が「ぼく」をぶった時、きっと「ぼく」は死にかけていて、
それなのに、止めを刺さないまま、僕は「ぼく」を飲み込んで、
包みこんで、融合して、すっかり一つになって、養分として吸収して、
きっと死ぬ方がましだったろうに、僕が死にたくなかったから、
生きる糧に、一つ残らず食べたんだ。
ブルックリン：ごめんよ、本仮屋ブルックリン。
母さんが大好きないい子のブルックリン。
そして何よりたちが悪いことに、

ぼくはこれを、悪いことだとあんまり思っちゃいないんだ。
ブルックリン：僕はきっと、母からの愛を諦めた時に、
ぼくを食べてひっそり生まれた。
GM：「はじめまして、また会えたね」
GM：…よく知った君自身の声が、そう響いた。
ブルックリン：「うん、はじめまして。待ってたよ。
またいつか、きっと会おう。ずっとずっと、楽しみにしているから」
GM：『Re:birth』──君の裏側、君の誕生。君が、もう一度生まれた日。
GM：【誕生日抵抗日】
GM：・・・ということでクリアですお疲れ様でした！
ブルックリン：わああああああああい乙でしたああああああああ！！！！
GM：ふへへ　結果聞くかな？
ブルックリン：聞きたい！！！です！！！！！！！
GM：えっとね！
GM：虎は「君が望む光景」　※虎を「君自身」とする解釈もアリ
蝶は「最期の希望」
宝箱は「君が"救えなかった"または"救いたかった"もの」でした！
ブルックリン：くううううううううううううwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
GM：ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
ブルックリン：櫂くんの結果に笑えばいいのかブルックリンの結果に泣けばいいのか
GM：そうな！？ｗｗｗｗ
ブルックリン：でもこう・・・だいたい・・・納得・・・わあ・・・
GM：へへへ
GM：報酬はね！
ブルックリン：はあああああ楽しかった・・・わあ・・・・・・（どういう顔をすればいいのかよくわかってない顔
ブルックリン：はい！！！
GM：ステータス3pt or SP30
櫂くんは「出会い」の記憶　ブックちゃんは「夢」の記憶
＋任意で「この夢の中で一番印象的だった場面」の絵画を持ち帰れるよ！
ブルックリン：わあああああああああい！！！
GM：絵画はほしい場合どこがいいか教えてほしいな！
ブルックリン：絵画いいな・・・絵画・・・
ブルックリン：ではブルックリンで、宝箱の中のアルバムを見つけたところでお願いしますー！
GM：了解です！
GM：櫂くんはもちかえらない感じかな？
ブルックリン：いえす！！！
GM：はいな！！
GM：そしたらフレーバー用意しておきますね
GM：お疲れ様です！！自由解散でござるよ
ブルックリン：わああああいありがとうございますぅぅぅぅううううう
GM：こちらこそぉおお