人魚の泉

参加者

GM.夕紀乃
PL.草餅/琥葉
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琥葉：大樹の星、対象感情を「孤独感」にします。
琥葉：「いくつになったら、こんな気持ちは消えてくれるんでしょうね」
GM：では、準備が整いましたのでGardenチャプターシナリオ「人魚の泉」始めましょう。よろしくお願いします
琥葉：よろしくお願いいたします！
GM：――やわらかな草の上に、横たわるような感触。
GM：緑の香りがする風が、頬をやさしくなでていく。
瞼の向こうから、木漏れ日が差し込んでくるのがわかる。
GM：……ふいに、その光がなにかに遮られる。
GM：あなたがそれを確かめようと瞳を開けば、
…あなたを覗き込む青髪の少女がいた。
GM：【森】
琥葉：「…」目と目が合う
青髪の少女：じー。
琥葉：「え、あ、え、え…え？」
琥葉：両手でばっと顔覆い指の隙間から少女を幻視しよう。
GM：少女への幻視。
GM：青い髪で片目を隠した、痩せた体躯の少女。
年は8歳ほどに見える。
琥葉：8歳
琥葉：うぶおとこ発動しないな。
GM：まだ幼いけれど、その動作やまなざしから大人びた憂いを感じるかもしれない。
琥葉：良い女だ
青髪の少女：「お昼寝もいいけれど、ねえ。……一緒に、人魚の泉へ行かない？」
琥葉：「え、あの、すいません…人魚の泉…？あの、どちら様でしょうか、僕は琥葉ともうします」いまだかつてない速さで起き上がり挨拶しようかな。わっちゃねー。
青髪の少女：そう言うと、少女はあなたの手をとって、身を起こすように促す。
琥葉：起きるよ、もそもそ。
青髪の少女：少女はその問いへの返答をせず、あなたの手をとり、道の先へ進んでいこうとする。
琥葉：「（恥ずかしがり屋さんなのかな？）」無防備で連れて行かれます。あーれー。
GM：では、あなたは少女に引かれるままに、道の先へ。
GM：森を抜け、茂みの中を進めば、開けた場所にでる。
琥葉：特に抵抗もせず連れていかれます。
GM：【Loreley】
GM：そこにあるのは、美しい翠色の泉だ。
水面は、雲が浮かんだように曇り、水底の様子をうかがい知ることはできない。
GM：泉につくと、少女は忠告する。
青髪の少女：「泉のそばへよっちゃだめよ、
人魚が中へ引き摺りこんで、あなたを溺れさせようとするわ」
琥葉：「忠告感謝します…しかし何故そのような危険な場所に？」たずねてみよう。
青髪の少女：「ただ、うつくしいものを見れるから、……だけど、あたしひとりではきっとかなわないの」
青髪の少女：続けて少女は語り始める。
青髪の少女：憧れに満ちた、ほうっとした瞳とともに。
青髪の少女：「……その人は、愛しい人の不実に失望して、川へ身を投げて、人魚になったんですって」
青髪の少女：「すてき、……そう思うのに、理由がいる？」
青髪の少女：「しいて言うのなら、"それだけで美しい"からよ」
琥葉：「…美しい、ですか」ふむと頷き
青髪の少女：そう告げたままに泉を見つめる。まるで何かを待っているかのように。
琥葉：「…人魚はどうやったら現れるんでしょう、時間帯とかあるのでせうか？」隣で並んで同じく待ってる。
GM：だんだんと、少女の顔が曇っていく。
GM：待てども待てども、人魚は姿を表さないからだ。
青髪の少女：「……お願いしたって、きっと聞いてくれないわね。
"嫉妬させればいい"、って聞いたことはあるわ、だけど……」
琥葉：「（生け捕りにした方が…？網は持ってないし）…嫉妬、ですか」
青髪の少女：「あたしは、人魚が嫉妬するような美しさはもっていない」　少女はそう言うと、いじけたように膝を抱えて座り込む。
琥葉：「何を仰いますか、貴女は美しいお嬢（おぜう）さんですよ」
琥葉：「嫉妬、をさせれば良いのですよね？」ふむ、と顎に手をやり
青髪の少女：「だけど、人魚は現れないわ」琥葉さんの言葉に首を振るね。自分は美しくないのだと。
青髪の少女：「ええ、そう……前に、ここに来たときは、」
青髪の少女：「一緒にいた人が、歌ったの。それはそれは美しい声でね」
青髪の少女：「人魚はその歌に嫉妬して、泉から出てきたのよ」　
琥葉：「成る程…では歌えば良いのでしょうかね」ふむ
青髪の少女：「歌でなくても、嫉妬させるような何かがあれば……あたしには、それがない」
青髪の少女：いじけたままうつむいているね。
琥葉：「ちょっと妙案を思いついたのですが…失礼、お名前お教え願えますか？」
青髪の少女：「名前……」さっきの問いを思い出したのだろう。あ、という顔をした。
青髪の少女：「あたしは、……シャウラというわ」
琥葉：「…シャウラさんですね、ではシャウラさん、一芝居打ってもらえますか？」
シャウラ：「芝居？」不思議そうにあなたを見つめる。
琥葉：「ええ、要は嫉妬させればよろしい」耳元で「恋人役、お願い出来ますか？」
シャウラ：「恋人……？　あたし、まだ子供よ」それでも？というまなざしをあなたへ向ける。
琥葉：故郷と主を思い出しつつ頑張ろう、という顔をしている。
琥葉：「僕も子供ですよ」くすり、と笑って「御手を拝借、可愛いお嬢さん」手を差し伸べる
シャウラ：触れた場所が、じんわりと熱を持つ。
「……できるかしら」どこか不安そうな、憂いをおびた瞳で。
琥葉：「ええ、おそらく」泉にはあまり近づかず「では始めましょうか」
琥葉：嬉しい、優しい、顔、どうしよう。
シャウラ：少女は青い髪をゆらし、自信がないように見えるが、うなずいた。
琥葉：そうだ、あの二人が帰ってきた事を想定しよう。怒りだって、哀しみだって、気持ちも勿論ある。
琥葉：嬉しい、良かった、また一緒、そんな気持ちだってある。
琥葉：ゆっくり開眼して抱き寄せて見よう。「ここまで僕を連れて来て、そんなに僕が必要だったのですか、貴女は…本当に愛おしい方だ」くす、と笑う
シャウラ：一瞬、びくっ、と肩がこわばる。だけど、あなたに寄り添うように、少女は腕に抱かれる。
琥葉：「ふふ、ねえ、シャウラさん、貴女は僕の事好きですか？僕の事大切と見て下さいますか？」人魚がいるであろう泉にこれでもかとイチャイチャを見せつける。
琥葉：「（嗚呼、僕は人ですらないのに酷い欲の塊だな…きっと逝く先は地獄だろうな…）」
シャウラ：「ええ、……あなたとなら、また、見れるのではないかと」
そう告げると、少女は薄く息を吐き、そして、微笑みを浮かべ、あなたの耳元にささやく。
「あなたが愛を、……教えてくれるなら」
琥葉：「ええ、勿論」シャウラさんの背に泉がある状態にして「贈り物も、何も要らない、要るのは、これだけ」
琥葉：くちづけ…しようとしてデコくっつけて後頭部を掴んでいる。きっと人魚さん、貴女きっと激しいキスに見えてますよ。
シャウラ：少女はきょとん、としたような顔のあとに、くす、と悪戯を成功させたかのように、笑みを浮かべた。
GM：少女の笑みがこぼれた、そのとき。
GM：水面が揺れ動く。
GM：その姿に嫉妬したのだろう、人魚が姿を現し、あなたを惑わせるような歌声で、歌う。
琥葉：ゆっくりと、くちづけを交わした後のように離れる。
琥葉：「（接吻なんて、一度したことありませんしね）」
シャウラ：少女は泉に振り向き、そして、感嘆したようにその姿に見惚れる。
GM：人魚はその美しさを誇示するように、歌い、奏で、そして、
GM：音がやむと同時に、探索者に向かって微笑み、
GM：その恐ろしいとも、美しいともとれぬ表情をあなたたちの心に焼き付けたまま、泉に帰っていく。
シャウラ：「ねえ、本当に見れたわ、……嬉しい」
シャウラ：ほう、と息を吐き、あなたの隣に寄り添っている。
琥葉：「ええ、歌より行動のがあちらは応えのかと思いましてね」よかった、と笑い。
琥葉：「（人魚の貴女は一人、僕は一人じゃないですからね。お可哀想に）」
シャウラ：「ありがとう、」「ねぇ、クヨウ……あなたに、これをあげる」
琥葉：「…？」首傾げつつ受け取ろう。
GM：「Loreley」
小さな手鏡。絵には、美しい人魚と沈む船が描かれている。
琥葉：「頂きましょうか、素敵なお嬢さんとお会い出来て何よりです」ぺこり
琥葉：「少し、手荒な真似して、失礼しましたね」目の前に軽く跪き
琥葉：手の甲に軽く口付け…するような動作をしてまた離れる。
シャウラ：少女は首をふる。「いいえ。……願ったのは、あたし。叶えてくれたのは、あなただわ」手の甲をとられ、くす、と微笑む。
GM：少女は先ほどの光景を思い出し、頬を染める。
その喜びを全身であらわすようなほほえみを見た、途端、
GM：あなたの体は重たくなり、草むらの中に眠るように倒れこむ。
GM：隣から聞こえる、あなたを心配するような少女の声。それはやがて、遠のいていき、
GM：……気が付けば、あなたは拠点のベッドで、横になっていた。
GM：翠色の泉の神秘的なまたたきと、
人魚の、美しくも嫉妬に満ちたあの歌声が、あなたの脳裏には残ったまま…。
琥葉：「………」
琥葉：「………」笑みを喪い
琥葉：「…♪」無意識に歌を歌う、脳裏に残った歌声に近い何かの歌
琥葉：それは誰もいない部屋に響いていくのであった。
GM：Gardenチャプターシナリオ「人魚の泉」
GM：シナリオクリアです、お疲れ様でした！
GM：【海原の月】
琥葉：おつかれええええ！！！！
GM：はいクリア報酬どーん
▽クリア報酬
ステータス成長3pt or スキルポイント30pt
自身の「失望、あるいは憧れ」に関する記憶
琥葉：ドーン
琥葉：耐久ガチムチ計画するぞ。3ポイント貰う。
記憶は失望、奴を思い出すぞ！！某ニートだ！
琥葉：ありがとうございました（平伏）
GM：おつおつ。シャウラちゃんむつかしかったけど楽しかったぜ
琥葉：わーい