Garden


水晶の瞳


参加者


GM.結捺
PL.草餅/琥葉
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GM:では、「水晶の瞳」 はじめて行きましょうか! よろしくお願いします!!
琥葉:よろしくお願い致します!
GM:【水晶の瞳】
GM:あなたは、何処か見覚えのあるモノクロームの雑踏を掻き分けて歩いている。
目的地は自分でも分からないまま、何故自分がここにいるのかも、判然としません。
GM:持っているのは、貴方が忘れたはずの薄ぼんやりとした記憶。
鮮明ではないにしろ、今は貴方の中にある……。
琥葉:「…何故、僕は此処にいるんでしょう」はて
琥葉:「…此処の人達は、石も投げないし、怒鳴ってもこないんですね」
琥葉:「…」
GM:周りの人はまるで貴方が見えていないかのように隣を通っては歩いて去っていく。
琥葉:「…平和だなぁ、哀しくなる」くす、と苦笑する
琥葉:「さて、どうしましょう」周囲を幻視します。
GM:周囲を幻視していくと、一人の人物と目が合う。 その人だけが貴方を認識しているようだ。
琥葉:「…?貴方、は?」声をかけてみよう。
GM:胸に一輪の白薔薇を挿したフードを被った、彼とも彼女ともつかぬその人物は貴方を手招きます。
GM:貴方がフードの人物と目が合ったと、思った瞬間。
周りからさあっと音が消える。先ほどまで聞こえていた雑踏も話し声も全てがなかったかのように。
琥葉:「え…貴方がやったんですか」素直に近づいてみよう
GM:静止した世界で、女とも男とも判別し難い声が、ひどくこの空間に響き渡る。
「……こころを覗いてみませんか」そう貴方に言葉をかける
琥葉:「…?ここ、ろ?どうやって?」
GM:「ここは貴方の心のなかに築かれた迷宮です。……覗き込み貴方の無意識へ触れていけば、おのずと道は見えましょう」
琥葉:「…なる、ほど?」首傾げている。
GM:「占い、のようなものと思っていただいても構いません。」 そうフードの人物が告げながら手を中空へかざし撫でると、タロットカードがすうっと浮かび上がった。
琥葉:「わ…呪符?」>>呪符<<
GM:「タロットカードという物です」 どうぞ、と一枚選び触れるように促す
GM:*122までの番号をひとつ選んでください。
琥葉:「なるほど、どれか選ぶと占える仕様なのですね…うーん」どーれーにーしよーかーなー
琥葉:「うーん」かーみさまーとあるじーのいうとおーりー「これ、ですかね」20を選びました
GM:「これはヘキサグラム。簡易であっても、あなたの帰り路を示すには十分でしょう」
ローブから覗いた腕が、するりと現れそのカードを伏せる。
GM:そして、それを中心にし囲むようにカードを6枚伏せていく。
全部で7枚のカードがその場には伏せられている。
琥葉:「へきさぐらむ…」絶対解ってない顔
GM:1枚目 -愚者- 逆位置
「これは貴方の過去を表すカード。
周りの状況や環境に流されて起こした、または軽率な行動が起こした失敗。
焦ったがゆえに起こしたミス。状況の悪化。不安定な立ち位置に貴方はいたのかもしれませんね。」
琥葉:「…失敗」
琥葉:びくり、と恐怖、夢の記憶に震える。
琥葉:「…はい、確かにそうですね。僕は取り返しの付かない事をしました…」頷きます
GM:「ですが、それも過去。戻りやり直す事は出来なくとも、その先にどう行動するか」小さく返しながらその手はまたカードをめくっていく。
GM:2枚目 -皇帝- 正位置
「そしてこれが貴方の現在を表すカード。
実行力、統率、指導。決断。
貴方は目的を自身で決断し、それを達成した。
それがきっと最善の手だったのかもしれませんね。
自身の望む状況へとその手で変えていった。」
琥葉:「まだ、達成はされていませんが…まだその件に関しては諦めていませんね」はい、と頷きます。
GM:貴方の瞳を見つめるが、それもフード越しで気づくことはできないかもしれません。その人物はす、と目線を下に戻しカードをめくる。
3枚目 -恋人- 逆位置
「貴方の近い未来を表すカード。
…選択の失敗。見込み違い。
予期せぬ問題に直面し、誤った判断をしてしまったり、問題解決にたどり着けなくなってしまうのかもしれませんね。
貴方へ迷いが襲いかかる事があるかもしれません。」
琥葉:「未来…」
琥葉:「また、誤った判断をしてしまうのか、僕は」哀しく笑いますね
琥葉:「…それでも、諦めたくない」頷きます。
GM:その言葉を聞きながらその人物はカードをまためくっていく。フードの下にある表情はうまく読むことができない。
GM:4枚目 -正義- 逆位置
「これが、貴方を救うかも知れない対策、事柄のカード。
その判断はどこか間違っていたのかもしれない。
もっと別の視点で見てみることも考えなくてはいけないのでしょう。
基準は外ではなく内に、貴方がそれに相応しいのか。
貴方がその判断に少しでも迷いがあったのならそれは誤っている可能性があります。
胸の内、奥深くにある事こそが正解なのかもしれませんね。」
琥葉:「…また誤り、ですか…」
琥葉:「…」
琥葉:「(どこまで僕は、出来損ないで人ですらないのだろう…役にも立てていないという事か)」
琥葉:「そうします、ありがとうございます」素直に受け入れたようです
GM:4枚目 -死- 正位置
「貴方の周囲を表すカード。
全てに終わりは訪れる。それは区切り、終わりは新たな始まり。
がらりと変わった環境は貴方をどこか変化させる事もあるかもしれませんね。
それがいい事か悪い事かは…貴方次第なのかもしれませんが。」
琥葉:「鬼が出るか蛇が出るかって話ですね、ふむ」
琥葉:「(もう諦めたんだ、人になんて…なれませんよね)」
GM:「何が起こるかは、その時になればわからないのかもしれませんが。」
そう言葉を落としながらもカードをめくり言葉を紡ぎ続ける。
GM:6枚目 -星- 正位置
「これが貴方自身を表すカードです。
貴方は誰かの希望だったのかもしれませんね。
誰かに安心を与える存在、進むその道を支える者。
また貴方自身も将来への希望を持ち、可能性を求めていた者なのかもしれません。」
琥葉:「星…」
琥葉:「僕には…そんな資格ないです…希望なんて、むしろ、絶望を与えている」
琥葉:「…失敬、お気になさらず」
GM:「構いませんよ。ここは貴方の迷宮。思考をしても誰も咎める人はいないでしょう。」小さく首を振りながら告げる。
GM:その人物の手が最後のカードに触れる。
7枚目 -塔- 逆位置
「そしてこれが、貴方自身の終着点、このまま変わらなければ行き着くであろう先を表すカードです。
……この迷宮の、出口です。
これ以上貴方に恐れるものは現れない。そう気づいた貴方は前を向くことができるようになるのかもしれません。
だって現状が一番悪かったのですから。
希望は未だに見えはしないが、現状を考えるとそれ以上に悪い状況は無いのかもしれませんね。
しかし、その過去を覆すような新たな状況が舞い降りる可能性もあります。
それが再出発、再建になることもあるでしょう。
混乱は続くがそれが落ち着いた時、貴方に何か大事なものが生まれようとしている時なのかもしれません。」
琥葉:「…そう、なのでしょうか」
琥葉:「そうだと、良いな」
琥葉:あるじ、と小さく呟いて懐かしそうな寂しそうな笑みを浮かばせる。
GM:「……カードを一枚、持っていくといいでしょう。きっと貴方の導きになりますから」
そう告げたと同時に並べられていた7枚のカードがふわりと浮き上がり貴方の目の前に並ぶ。
琥葉:「…占ってくださって、ありがとうございます。自分ばっかり見ていたので見失っていたのは事実やもしれません」
琥葉:「…僕は、どのような不幸、幸福な結果であれ…主の為に役目を果たして、幸せにしたいんです」
琥葉:「…」
琥葉:「なら、最後の…頂きましょう」塔を頂きます。
琥葉:黙って聞いてる
GM:「そのカードを選ぶのですね」フードを被った人物が、ひどく穏やかな声で問う。
そのままその人物はフードをするりと音を立てて落とす。
GM:セピア色の世界の中でひどく鮮やかに色づくのは、貴方が見慣れた色。
貴方自身の色、それは、透き通るような白緑色と真っ直ぐとこちらを見抜く朽葉色のような橙色。
琥葉:「…え、貴方、は一体」驚きますね
GM:「主を幸せにする事が、僕の幸せ。そこに僕の存在は…」
そこで言葉を止め唇に指を当てる。その表情は、どこか薄く、少し寂しげにも見える微笑みを浮かべていた。
GM:・・・
GM:・・
GM:・
GM:そうして貴方は目を醒ます。何か、厭なものを見てしまった気がした。
……胸の上にあるのは、美しい長髪の女性と白薔薇の園が描かれたカード。
……胸の内にあるのは<役目>についての記憶。
まぶたの裏に焼き付いた、自分自身の笑み、あれはほんとうに、自分だったのか……。
やがて靄に包まれる記憶の中でも薄らがぬ、鮮明な自身の色を、貴方は瞼の内に見ることでしょう。
琥葉:「………あ」
琥葉:「そう、だ」
琥葉:「どうして…僕」
琥葉:「僕は、彼を…皆を…」
琥葉:「護らなきゃいけなかったのに…」近くにあるマフラーをぎゅ、と握る
琥葉:「…」
琥葉:「主…この世界でも」
琥葉:「役目を、務めさせて頂きます」独り言だがどこか一点を見て、微笑む。
GM:自分だけしか居ない部屋で紡いだその言葉は静かに空へと溶けた。
GM:セッション!!!!クリアです!!!!!!!!!!お疲れ様でした!!!!!
琥葉:お疲れ様でしたあああああああ
琥葉:GMさんを胴上げするしかない
GM:わはーーーーーー(上空50m
GM:報酬どん!!!!
GM:・スキルポイント50pt
・自身の「役目」に関する記憶

[ROSE:White Symphony]
消耗品。7回のみ使用可能。
タロットのようなカード。
美しい長髪の女性と白薔薇の園が描かれている。

セッション開始時に宣言する事。
自身が水晶の瞳の中で引いたカード7枚からchoiceダイスを振る。
選ばれたカードの効果をシナリオ中1回だけ使用する事が出来る。

choice[愚者,皇帝,恋人,正義,死,星,塔]
GM:BBSは!後で!送ります!!!
琥葉:了解です!
GM:お疲れ様でした!!!!!!!!!!!!!
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