Garden


シアワセ


参加者


GM.ひよにし屋
PL.ひぃらり/東堂紫音
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GM:それではチャプター「シアワセ」TPを始めます、よろしくお願いします!
紫音:よろしくお願いいたします!!
GM:【導入】
GM:探索者はいつも通りか、はたまた珍しいことか、夜ベッドの上で眠りについていた。
もしかすると、誰かに呼ばれ、導かれていたのかもしれない。
GM:・・・
GM:・・
GM:・
GM:探索者は意識の底で、誰かの声を聞くだろう。
GM:「貴方は、死を知っているの?」
GM:拠点やダンジョンのことは頭に無く、無意識にでも、
自身の生まれ育った世界でのことを話そうとするだろう。
瞼はまだ開かず、新たな記憶も戻らないが、それでも探索者は理解してしまっている。
元の世界で、死を知っていたか、はたまた知ろうとしていたか、否かということを。
GM:RPどうぞ
紫音:誰に問われているのかも分からない。
自分にか、それとも知らない誰かにか、知っている人か。
答える。
知っているよ、と。
自分のものも、誰かのものも。
この手が作り出したものも、目の前で作り出されたものも、何処か遠くで作り出されたものも。
知って、居るよ、と。
GM:「そう、貴方、知っているのね」
GM:声は、どこか優しい響きを持っていた。
GM:・
GM:・
GM:・
GM:【シアワセ(××××)】
GM:探索者はその世界に立っていた。
GM:更地だ。跡形という言葉すら似合わない程の、どんな跡もない更地だ。
乾いた灰色の地面が続き、空は黒に包まれている。
GM:貴方はこの光景を知っているだろうか、あるいは似たような場所を見たことがあるだろうか。
知っているのであれば、思い出しても良い。
紫音:知らない。
だが、何時か、いつも、思い描いた終わりのような場所だ、と思うだろう。
死んだら、終わってしまったら、こんな場所に来るのだろうかと。
青い空も、赤い海も無い。色褪せた世界だ。
GM:その中に、一つの道と花売りの少女が存在する。
花売りの持つ籠には、花が数本入っていた。
紫音:首を傾けて、其方へ行ってみましょう。
「…その花は?」
花売り:「墓参り用の花ですよ」そう言って、花売りは道の先を指す。
「貴方も一輪、持っていきますか?」
紫音:「誰のお墓を参るの?」 お花一輪もらおうかな
花売り:「それは人によって変わるのではないでしょうか……?」
はい、と花売りは貴方に花を渡してくれる。どんな花かは、探索者に委ねよう。
紫音:んー、白い花を選ぼう。菊に似た花。
紫音:「君は此処がどういうところだか、知ってる?」
花売り:「ここですか?外れの更地、お墓の近くですよ」「近くに、私の故郷があるんです」
紫音:「ふうん…分かった、ありがとう」 花売りと分かれて道の先へ行ってみようかな。
GM:道の先へ。
GM:貴方はいつの間にか崖の端まで来ていた。ここでも手元の花は美しく咲き誇っているだろう。
貴方しかいないこの夢で、崖の隅に一つの墓が立っている。
GM:名前が書いてあるようだ。
紫音:………。
墓の前でしゃがみこんで、その名前を見てみよう。
GM:これは片割れの……いや、これは。
これは、ひょっとしたら、自身の名前なのではないだろうか。
GM:"東堂『紫諳』"
紫音:「…………ん?」 一瞬、首を傾げる。
「…変なユメ」
「やりたいことも、やらなきゃいけないこともいっぱいあって、」
「出来ないことも、出来なきゃいけないこともたくさんあって、」
「行きたい場所も、話したいことも、見たいことも、」
「もっともっと、探せばきっと色々あるのに、」
「死にたくない癖に死ぬしかなくなって、」
「まだ、生きたいのに」
「それでも、お墓があるとか」
「バッカみたい」
「僕の敵」
それは、相手に言っているのだろうか、自分に言っているのだろうか。
赤い花は、供えなかった。
GM:・
GM:・
GM:・
GM:景色が変わっている。
GM:貴方はいつの間にか、記憶の中の光景にいる。
忘れていた記憶でも、既に思い出していた記憶でもいいだろう。
GM:貴方は自身の「身に覚えのある死に際」に関する記憶を思い出す。
あるいは、「見覚えのある死」に関する記憶を思い出す。
紫音:遥か上空に突き刺さる鉄の船とひび割れはじめた空。
その船も、やがて僕たちを残して壁の外へと遠ざかっていく。

宙ぶらりんの足の先、眼下に広がる雲海。
世界の果ての白詰草が咲き誇る崖。

崖の縁に座りそれを眺めている…、自分と顔のよく似た君。
短い白の髪を揺らし、眩い赤の瞳をそっと閉じて。

君は何を思っていたんだろうか。
どうして、何も言わなかったんだろうか。
どうして、なにも、いわなかったんだろうか。

「"紫諳"、…きみしかいないんだ」

どちらともなくそう呟く。
繋いだ手と反対の手に握られた銃を互いのこめかみに当てた。
もし終わるしかないのなら、この狂気でと決めていて。
一発の銃声が響き、そして、一緒に、

「……最期に見るなら、何処までも透き通った、雲一つない、怖い位に綺麗な青空が良かった」

それは、この世界の何処にもない空。そんな空。
死んだ日の空は、青も見えない鈍色の雲だった。
GM:優しい微笑みが向けられた気がした。
声が聞こえる、それは「一緒に眠ろう」という暖かい声だった。
紫音:僕は返した。 
「眠くないよ」
GM:……どうして。声はそう尋ねてくる。
紫音:「眠って、どうするの?」
「僕が見たいのは、もう、ユメじゃないから」
GM:……眠りを拒否すると、声はくすくすと笑いながら言う。
GM:「貴方が貴方の夢から脱出したいのなら、貴方がそうしてみればいいの」
頑張れ、と他人事のような響きでそれは途絶える。
GM:さて。
GM:いつの間にか貴方が、記憶の君の位置にいたとしても。
貴方が銃を撃ち、痛みを受けて、倒れこんだとしても。
体はまた起き上がる、痛みと血を残して。等しく相手も。
これは悪夢なのだろう。
これは、今、自分が見ている悪い夢なのだろう。
GM:貴方の意識は、夢の中だというのにやけにはっきりとしている。
紫音:「…"しあわせな現実"と、"悪いユメ"は反転しあう、って」
「…一体、誰が言ってたんだっけな」 はは、と空笑いをこぼす。
紫音:いつしか見た、見れなかった。
白詰草が赤く染まる光景、それらを踏みにじり立ち上がる。
銃は、捨てよう。空のしたへ。君の分も。

…もういいよ 
僕のこと、もう、見なくてもいいから
だから、君も、好きなところにいっていいよ

何百と繰り返されたような問答。
君は、何も言わないまま、それでも僕を見ていた。
だから、僕は今こう言うのだろう。
言葉にできなかったものを、ようやく言葉にして。

「君を置いて離れていくのは、何時も僕だ」
「……君を見ていたのは、僕の方だった」

愛してた、確かに。
かれの頭を一度撫でて、背を向ける。
紫音:過去への手は、今だけ離す。
君は、今に待っているのを僕は知っている。
この目で見て、確かに声を聞いたんだから。

朝はぐれ。
僕は、"今の君"に会いたいんだ。
紫音:1d100<=99 …" "って言って,この口で,言葉で,確かに応えたのだから。
DiceBot : (1D100<=99) → 83 → 成功
GM:危ない
紫音:怖い
GM:過去をかき分けるように、貴方はここから離れていく。
意識が浮上する、自らの足で地を蹴って。
GM:夢と現の狭間、ふと、まるで誰かに手を引かれる感覚。
GM:あ、
GM:これも夢だろうか、
GM:手を引いてくれる彼。暗い狭間に揺れた、マフラー――……
GM:・
GM:・・
GM:・・・
GM:【停止】
GM:探索者は何事もなくベッドの上で目覚めるだろう。
残念、と耳元の囁きを最後に拾って。
紫音:ぱち、ぱちと瞬きをして眩しい日差しに目を細める。
耳とに残った囁きを繰り返し呟き、思わず笑った。
残念、お生憎様。
GM:"死逢わせ"の夢から、さようなら。
GM:【花とダンス】
GM:「シアワセ」クリアです!おめでとうございます!!!!!!!!!!!!!
紫音:さよならできてよかった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おつかれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
GM:セーフセーフ(良かった)
紫音:もしここで寝たら起こしにきてくれそうな人いなくてな(ふるえごえ
紫音:一緒に寝ちゃいそうな人ならいっぱいいる(指折数えながら
GM:ほんとだよ(ほんとだよ)
紫音:ほんとだよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
GM:報酬は記憶だけど、RPの記憶もう持ってたやつだったよな?
紫音:もってる!(*゚▽゚*)
紫音:箱庭に飛ぶ直前の記憶!(*゚▽゚*)
紫音:そこから以降の記憶はねえ!(*゚▽゚*)
GM:そりゃあそうだ!(*゚▽゚*)
GM:●PL報酬
RPの記憶が入手済の記憶だった場合→自身の「夕」に関する記憶の一部
紫音:夕
GM:夕
紫音:夕(樹かやね)
紫音:ダメ自分でやって笑った
GM:くそwwwwwwwwwwwww
GM:今ちょうどこれだけダンジョン内可にしようかと思ってたところなのに
紫音:この野郎wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
紫音:思い出してwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwどうすればいいんだwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
GM:壁殴ればいいと思うよ(壁を指しながら)
紫音:夕(樹かやねさん)の弱点とか思い出せないかな ※知らない
GM:(首を振る)
紫音:(´・_・`)
GM:TPさんきゅう!自由解散じゃ( ˘ω˘ )
紫音:おつかれ!!!!ヾ(´ω`*ヾ)帰って来れてえがった(帰ってこれなくなりそうな人々を眺めながら
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