Garden


序章_Evil


参加者


GM.ぴよなか/刹那
PL.どりーむぼうる/港 令子
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GM:ではこれから、悪序章を始めさせていただきます。
GM:本日はよろしくお願いします。
港 令子:こちらこそよろしくお願いします
GM:【星空】
GM:ふわり、浮き上がるような。だけれども突然。貴方の意識は浮上いたしました。
GM:開いたその瞳に映るのは一面の星空、暗い空に輝く星々がまたたいています。
港 令子:「……、ここは……」ゆっくりと辺りを見渡しますね
GM:地面に横たわった状態です。野宿の経験がないのならば、その感覚は奇妙なものと言えるでしょう。
港 令子:「どうして私、こんなところで寝ているのかしら?」ハテ?と思い込むようにしながら起き上ります
GM:はてさて、昨日はどこで眠ったのか。昨夜はどうしていたのか。令子さんは記憶を頼りに様々な物事を思い出そうとしても、全て頭の中は空っぽ…記憶が抜け去っていることに気づきます。
港 令子:「……」何がなんだかよくわからないと慌てそうになりますが、平静を装います
港 令子:「名前は、憶えてる。……けど、何がなんだかわからないわね」立ち上がって当てもなく歩き出そうとします
GM:少し歩けば、ここは高い高い塔の上。空に面す展望室であることを察するでしょう。周囲には鬱蒼と茂る森が広がっており、展望台には大きな望遠鏡が固定された形で設置されています。
GM:そしてその望遠鏡の傍に、金髪の少年…?がいますね。
港 令子:無言でその少年のような子を視認します
GM:少年は金髪に、血の気が通っておらぬ程の白い肌を持った子です。そして海と同じ青い瞳で、視線を投げかけてきた令子さんを見つけることでしょう。
刹那:「…なんだお前は、誰だ」
港 令子:「さあ。覚えてないから何とも言えないわ。貴方も人にものを聞くときは自分から名乗ったらどうかしら?」
刹那:「…そういうものなのか、悪かった。俺は刹那だ」
港 令子:「……港 令子。正直、名前くらいしか今は思い出せないわ」
刹那:「まぁ、名前くらい覚えてりゃ何とかなるだろ」
港 令子:「そう。じゃあ、刹那……だったかしら。いくつか聞きたいことがあるのだけれど、構わないかしら」
刹那:「…めんどくせぇ。ここについてだったら自分で調べろよ、お前にも目や足はあるだろ」
港 令子:「ここにいたということは、ここについて知っているかと思ったのだけれど。まぁ、いいわ」そう行って刹那さんに背を向けて展望台を降りようとします
刹那:「見てかねぇのか?綺麗だぞ」ん、と望遠鏡を指さして。
港 令子:「……そうね、興味はないわ」顔だけ刹那さんに向けて
港 令子:「でも、ここからならここを見渡すのには便利かもね」ひとつ、ため息をついてから望遠鏡の方へ歩きます
GM:望遠鏡は位置と向きが固定されています。望遠鏡の位置を動かすことはできません。
GM:そして望遠鏡の真横に赤いスイッチがあります。
港 令子:望遠鏡に「機械語」を使ってスイッチの効果などはわかりますか?
GM:令子さんは機械語を使い、そのスイッチがカードを取り出すものであることがわかるでしょう。
港 令子:では、ボタンを押してそのカードを取り出します
GM:ではスイッチ傍の隙間から、押すとLv3と書かれたPASSCARDが出てきます。CARDを出すと、望遠鏡は使えなくなりますがもう一度中に入れるとまた見れるようになります。
GM:★アイテム入手『PASSCARD』Lv3使用制限回数:3と記載があるカード。
港 令子:「回数制限有……ね。うかつには使えないわね」……と、つぶやきながらカードを服にしまいます
GM:さて、次はどうします?
港 令子:そうですね、一度目視で辺りを見渡した後展望台を降ります
GM:では周囲を見回す令子さんの目には、地面に開閉できる青い扉を見つけることができましたね。
港 令子:警戒しつつ、扉をゆっくりと開きます
GM:扉を開けば、階下に降りる梯子があります。梯子は錆びている様子もなく、安全に降りることが可能です。
刹那:「お、行くのか?」
刹那:刹那は令子さんの背後から扉を覗きこんでます。
港 令子:「ええ、ここにはもう用はないでしょうし」振り向かず、そのまま降りていきます
刹那:「じゃあ俺も行く」
刹那:「…お前スカートか…?」
港 令子:「あら、さっきまでつっけんどんだったのに。どういう風の吹き回しかしら」
港 令子:「えぇ、スカートだけれど
刹那:「じゃあ俺は先に行けない。先に行け。スカート履いてる奴が後だと、何かが見えるらしい」
刹那:「何かは知らねぇけど」
港 令子:「……あぁ。じゃあお先に」そういいながら下ります
刹那:刹那もその後に続きます。
GM:では刹那さん、令子さんは梯子を降りていきます。
GM:【STOP】
GM:【潜入】
GM:とても長い梯子を降りていきます。五階分程降りたところでしょうか、フロア2と壁に書かれたところへたどり着きます。一階をまるまる一部屋として使われているようで、扉のプレートには「資料室」と書かれています。
GM:そして階下へ続く階段もあり、階段は等の外側の壁を沿うように螺旋状に長く続いています。
港 令子:「資料室、か」プレートを見て小さくつぶやきますね
港 令子:ここで「聞き耳」を使って他に誰かいないか確認します
GM:では聞き耳を令子さんは使用しますね。特にこれといった音は聞こえてきません。変な音も、人の声も、聞こえてくるとしたら令子さんや刹那さんの会話する、そのお声だけでしょう。
港 令子:では、資料室にある資料を調べたいと思います。「忍び歩き」で音をたてないようにしながら
GM:扉はロックされております。扉横にはLv2と記載されたカードリーダーがあり、扉を開くには扉を開くにはレベル2以上のPASSCARDが必要です。
刹那:「カードがいるんじゃねぇのか、お前持ってったろ」
港 令子:「えぇ、これを使えば開けるみたいね。回数制限があるからむやみに使用はできないけれど、資料が読めるなら有用だわ」カードで扉を開きますね
GM:ではカードをカードリーダーに通します。カードスラッシュ。ぴぴっ、と音を立て、解錠の音が聞こえてきます。
港 令子:では、「忍び歩き」と「聞き耳」を使いながら中へ入ります。
GM:はい。では用心深く足音を消しながら、周囲の音に気を張って令子さんは資料室へ入ります。
GM:ですが、部屋の中から聞こえる音もなければ、忍び歩きで警戒する誰かもいない。部屋の中はとても広く、棚が均等的にずらりと並んでいますが、全ての棚が空です。棚の中には紙一つ入っていません。
刹那:「随分慎重なんだな」刹那は令子さんのその様子に少し関心があるようです。
港 令子:「……何もない……?」棚を確かめながらつぶやきます
GM:そうですね。今すぐ役にやつようなものは見当たりません。
港 令子:「慎重……そうかしら。普通だと思うわ」刹那さんに対して
刹那:「そうか、なるほど。それが普通なのか」
港 令子:「何かあったら困るもの。わからない場所で行動するときはこのくらいして当然だと思うわ」部屋の中に何かないか確かめながら
刹那:「…ふぅん。覚えておく」
GM:情報は以上です。さてどうしますか?
港 令子:うーん、何もないのであれば、部屋を出て下の階へ移動します
GM:はい。では令子さんと刹那さんは資料室を出て階段を降りますね。
GM:かんかんかんと。
GM:資料室のある階層から一階分階段を降りると、壁にはまたもやフロア2と書かれています。
GM:そして傍にある扉のプレートには「第一実験室」と記載されています。
港 令子:「実験室……さっきのことを考えると何もない可能性があるわね」扉がロックかかってるか調べたいです
GM:そうですね、扉はロックされており、扉横にはLv3と記載されたカードリーダーがあります。扉を開くにはレベル3以上のPASSCARDが必要です。
港 令子:「レベルが一つ上……」「聞き耳」を使って扉の向こうに物音がするか確認できますか?
GM:はい。令子さんが扉の向こうの物音を聞こうと耳を傍立てますが、音は何も聞こえてきません。
刹那:「…あっちにも部屋いっぱいあるぞ」
刹那:ん、と刹那が廊下をの奥を指さします。
GM:この階は頭の数字が違うのみで、同じ部屋がいくつもあります。第一〜第五実験室まであるようです。内装はどの部屋も変わりません。扉のプレートには「第○実験室」と記載されています。
港 令子:「ん?……そうね、とりあえずすべての部屋で何か聞こえないか確かめるわ」
港 令子:というわけで各部屋のロック形式と「聞き耳」での確認を
GM:扉は全て横に、第一実験室の扉と同じよう、Lv3と記載されたカードリーダーがあります。聞き耳をしても、人の声も何も聞こえてきません。
刹那:「…全部は調べられねぇぞ、回数制限あるんだろ?それ」
港 令子:「……後二回しか使えないわ」
港 令子:しばらく考え込むようなしぐさをします
港 令子:「ここは一度保留ね。下、行くわよ」手招きなどはせず、それだけ言って下の階へ行こうとします
刹那:「あぁ」
刹那:その後ろをついていきます
GM:では令子さんと刹那さんはまた一階分階段をおります。壁には変わらず、フロア2と書かれています。
刹那:「ふろあ、に」
港 令子:「また、か」ため息をついて辺りを見渡しますね
GM:この階は一階分まるまる一部屋として使われているようです。扉のプレートには「制御室」と書かれています。
GM:そして、この部屋の扉は少し壊れているようですね。まるで誘うようにも見えるかもしれません、僅かに開いています。扉を押せば難なく部屋内部へ入ることができるでしょう。
港 令子:そのわずかに開いたところから「幻視」で何か確かめることはできますか?
GM:はい。では令子さんが幻視でその僅かに開いたところを見てみますと、部屋の中が少し荒れている、ということが僅かながらにわかります。それ以上の情報が欲しければ、は内部へどうぞ。
港 令子:「何か、ありそうね」手持ちの武器を確認しつつ、「忍び歩き」で中へ入ります
刹那:「何かあるのか?開けるのか?」
刹那:開けるなら蹴るぞ、と刹那は足をあげます
刹那:蹴る→扉を
港 令子:「……音は立てないで」
刹那:「…わかった」そう言いつつも刹那は振り上げた足でゆっくりと扉を押して開きます。
GM:令子さんと刹那さんが部屋の中に入ると、その広い部屋の中は荒れており、機械の残骸や、ヒビの入った監視モニターなどのようなものがあることがわかるでしょう。
GM:その他にも何か複雑そうな機械がありますが、パッと見、殆ど壊れてしまっているようです。
港 令子:「機械語」が使えそうなものを探します。常時「忍び歩き」と「聞き耳」を使いながら
GM:特に不審な物音はしません。背後から聞こえる刹那さんの足音くらいですかね。
GM:そして、令子さんは『Power supply』と書かれた赤いレバーを見つけることでしょう。機器の上に「Lv.3PASSCARD貸出リスト」という書類とLv.1PASSCARDが残されていることに気づきます。
港 令子:では、まず赤いレバーの機械に「機械語」を
GM:この赤いレバーは電源のレバーです。現在レバーは既に下がっており、ONと記載された緑のランプがチカチカと点灯しています。
港 令子:ふむ、今度は貸出リストを読んでみます
GM:「Lv.3PASSCARD貸出リスト」…リストを開くと、望遠鏡と、医務室にチェックが入っていることがわかります。
港 令子:(望遠鏡に入ってたのが今持ってる奴。だとすればもう一枚あるのか)声には出さず、その横のカードを手に取ります
GM:Lv.1PASSCARDですね
GM:★アイテム入手『PASSCARD』Lv1使用制限回数:3と記載があるカード
GM:ごまだれー
港 令子:「やはりこれも回数制限有か。……Lv1のロックは今まで見かけなかったから下の階かしら」
港 令子:「と言っても、またフロア2なのだろうけど」
刹那:「れべる、いち。いちは一番弱いんだぞ」ちょっと誇らしげに言います。
港 令子:「……そうね」ちょっと困ったように笑います
港 令子:一応他にも何かないか「幻視」を使って調べますね
GM:今まで見つけたもの、ここにあるもの以上のものはありません。
港 令子:「下に行きましょう」とだけ言って歩き出しましょう
刹那:「おぅ」その後ろをついていきます。
GM:では令子さん、刹那さんが制御室のある改装からまた一階階段を降りると、壁には変わらずフロア2と書かれた階にたどり着きます。階段から一番近い扉のプレートには、「医療室」と書かれています。
港 令子:「あのリストには医務室とあったけれど、ここの事かしらね」
刹那:「そうみたいだな」
港 令子:扉がロックされているか「機械語」もあわせて使い確認します
GM:扉はロックされており、扉横にはLv1と記載されたカードリーダーがあります。扉を開くにはレベル1以上のPASSCARDが必要です。
港 令子:では、「聞き耳」で中の様子を確認してからレベル1のPASSCARDで開きます
GM:はい。何か聞こえないか集中しますが、異音や人の声などは聞こえませね。
GM:そしてカードをスラッシュさせますと、小さくピピッっと音を立て反応し、解錠を知らせてくれます。
港 令子:警戒を解かず、音をたてないようにゆっくりと扉を開けますね
刹那:「お前は本当に慎重だな。見てて面白い」無表情ですがどこかワクワクとしています。
港 令子:「なんだかね、記憶を失う前に何やってたか知らないけどこうしなきゃいけないと思うのよ、ね」
刹那:「ふぅん…覚えてるなら大事にするべきなんだろうな」
港 令子:「そうね、そうかもしれないわ」そんなことを言いつつ「幻視」で中を確認します
GM:医務室に入るとベッドが何組かと、この部屋の主のものであろう机、薬品が詰められた棚があります。椅子には少し薄汚れた白衣がかかったままです。
港 令子:どんな薬品が入ってるか確かめることはできますか?
GM:瓶などに貼られている名前などは掠れてもう読めなくなってしまっていますね。薬品棚にはカードリーダーが付いており、棚を開けるにはLv2以上のPASSCARDが必要になります。
港 令子:「Lv2か。あまりLv3のものは使いたくないし、保留ね」今度は白衣に「幻視」を
GM:椅子に掛けてあるものですが、そのポケットに薄い四角いものが入っていることがわかるでしょう。まるでカードのようなものですね。
GM:そんな感じに浮き上がって見えます。
港 令子:ポケットの中のものを取り出して見てみます
GM:白衣のポケットの中身。令子さんの手が掴んだそれは、Lv3と書かれたPASSCARDです。
GM:★アイテム入手『PASSCARD』Lv3使用制限回数:3と記載があるカード。
GM:ごまだれー
港 令子:「これか、リストに載っていたのは」
刹那:「よかったな、増えて」
港 令子:「すべて使えばさっきの実験室をすべて開けることができるわね」
港 令子:「ただ、ここの薬品棚を開けるのはできないか。資料室で使ったのはうかつだったわ」
刹那:「今まで来たところ何も見つかってねぇし、下行けば何かあるんじゃねぇのか?」
港 令子:「それもそうね」次に机を調べますね
GM:机の上は少し埃がかぶっております。特にこれといったものは見つけられません。
港 令子:では、何も言わず部屋を出て下の階へ向かいます
刹那:刹那もその後に続きます。揺れる黒髪を目で追いながらてけてけと。
GM:では令子さん、刹那さんが医務室のある階層から一階階段を降りると、変わらず壁にフロア2と書かれた階にたどり着きます。階段に一番近い扉のプレートには「食物生成室」と書かれています。
刹那:「ふろあ、に」
港 令子:「フロア2といいつつ二階かどうかは定かじゃないけどね。とりあえずこの階も調べましょう」
刹那:「この建物の名前だったりしてな」
港 令子:扉のロックを調べます
GM:扉はロックされており、扉横にはLv1と記載されたカードリーダーがあります。扉を開くにはレベル1以上のPASSCARDが必要ですね。
港 令子:「……Lv1、あと一回……」Lv1のPASSCARDで扉を開きます
GM:ではカードをスラッシュ。ぴぴっという小気味良い電子音が解錠を知らせてくれます。
港 令子:例のごとく「聞き耳」で確認しつつ問題がなければ扉を開きましょう
GM:現在レベル3カード使用:1 レベル1カード使用:2 ですね。
GM:残りを書いたほうがよかった。残りレベル3:2、レベル1:1
港 令子:Lv3が二枚あるはずなのでLv3はあと5回……ですかね?
GM:あぁ、すみません、二枚目を忘れてました…
GM:残りレベル3:5、レベル1:1ですね すみません
GM:では聞き耳。令子さんの耳には異音も、人の声も聞こえませんでした。そして食物生成室に入ると、部屋内はよく分からない大層な機械でごちゃごちゃしています。
港 令子:ふむ、機械……「機械語」を使用できるものを探します
GM:食物の類は一切見当たらず、何やら水が溜まったカプセルと大量のチューブがつながった大層な機械が据えてあります。また、手形が記された台がその機械から伸びています。機械の下部には取ってが付いた引き出しのようなものがあります。その引き出しの横には平べったく細長い穴が存在します。穴は長く、カードを入れるようなものではないでしょう。
GM:壁には紐で通された紙のようなものがぶら下がっています。
港 令子:紙を調べてみます。可能ならば「幻視」も使って
GM:紙は機械の説明書のようです。内容を簡略化すると以下のようなことが書いてあります。『台に手を乗せ、頭でイメージした食物を生成する。食物のイメージが不完全であれば、生成も不完全なものになる。』
刹那:「たべもの。令子、お前たべものって知ってるか」
港 令子:「そりゃあ、ねぇ。人間は食べ物を食べないと死んでしまうから」
刹那:「お前は食べないと死ぬのか。じゃあごはんがいるんだな」ふむふむと考えこんでいます。
港 令子:「しかし、バイオテクノロジー……かはわからないけれど、そんなもので作った食べ物をどうこうする気にはなれないわね」
刹那:「やらないのか?」
港 令子:「作ってどうするのよ。食べるの?もし失敗したら?そのリスクは?……メリットが感じられない以上、やる価値は見いだせないわ」
刹那:「そうか…お前の思うごはんに興味があったんだがな」
港 令子:「それなら、ちゃんとした材料で、ちゃんとしたものを作ってあげるわ。ここを出られたらだけどね」
港 令子:他に調べられるものはありますか?
GM:ほかは、部屋の扉横には食器棚のようなものが見受けられます。スプーンやフォーク、箸なども引き出しにぎっしり詰まっているでしょう。
港 令子:では、一通り何かないか「幻視」を使いつつ棚などを漁ります
刹那:「ちゃんとした材料?ちゃんとしたもの?俺にはよくわからねぇし、これで」
港 令子:「……何かあっても知らないし対処しないわよ。勝手にしなさい」漁りながら
刹那:刹那は機械に手を乗せ、「口にするもの」を想像します。薄い、ももいろで、ほんのりと香る、口紅を。
GM:では刹那さん、1d100<=30をどうぞ。
刹那:1d100<=30 口にするものだろ?
DiceBot : (1D100<=30) → 48 → 失敗
GM:では機械に手を乗せそれを想像すると、カプセル内の水がごぼりと音を立てて少し減少することでしょう。
港 令子:「何を想像したんだか」といいつつ振り向かない
刹那:「口紅」
GM:機械の引き出しにごとん、と何かが落下したような音がします。開けるとペースト状の薄いピンクの何かが皿の上に乗っています。
港 令子:「食べ物じゃないじゃない。失敗して当然ね」呆れたように言います
刹那:「……やっぱり違うのか」指で掬って一口ぱくりと。
港 令子:「あ、そんなものを口にしたら何が起こるか……」
GM:クレヨンのような味が口内に広がりますが、口にして気分のいいものではないと再認識することでしょう。
刹那:「別に、口にするものだろ。何も起こらねぇよ」余ったので令子さんの唇に指で塗っておきます。
港 令子:「……ちょっと、そんな何でできてるかわからないモノ塗らないでほしいわね」すぐにハンカチでふき取ります。酷い子
刹那:「惜しいな。似合ってたのに」
刹那:気にはしてません。
港 令子:「そんなことより貴方も手伝いなさい。これまでLv3とLv1のCARDが出てきているのだからどこかにLv2もあるはずよ」
刹那:「めんどくせぇな…」令子さんに口紅塗った指を舐めながらお手伝いしましょう。
GM:頑張って探しておりますお二人ですが、ここにはもうコレ以上の情報はありませんよ。
港 令子:「ここにはないかしら。下に行くわよ」
刹那:「おぅ」
GM:階段を降りますか?
港 令子:ん?では一応「聞き耳」「幻視」使いつつ降ります
GM:はい。では食物生成室を注意深く出た令子さんと刹那さんは、何も見つかることなく聞くことなく、食物生成室のある階層から一階階段を降り、フロア1と書かれた壁の階にたどり着きます。
港 令子:「フロア……1……」
刹那:「きたこれ」
港 令子:「ということはここが地上階?ここでLv3を使わず外に出られるのなら、例の実験室も確認しておきたいところだけれど」
GM:階の扉には「901」等、番号が記されております。
GM:まるでホテルのような階です。扉は均等に同じものが奥まで並んでおります。
GM:階段から一番手前の部屋が901。奥へ行くに連れて、902,903と増えていってます。
港 令子:とりあえず、鍵がかかっているかどうかを手当たり次第に確かめていきます
GM:どの扉もロックされており、扉横にはLv1と記載されたカードリーダーがあります。扉を開くにはレベル1以上のPASSCARDが必要です。
港 令子:「Lv1はあと一回だけ……どう考えても足りないわ」
港 令子:えーと、全部で何部屋あるかはわかりますか?
刹那:「全部同じ部屋じゃないのか?」
GM:この階層だと、909まであります。
GM:どうやらここは居住エリアのようですね。
港 令子:「同じ部屋でも、当たりの部屋なら何かがあるかもしれないもの」
港 令子:「それと101……ではなく901……フロア1なのにまるで9階のような表記だわ」
GM:階段はまだまだ下に続いています。
港 令子:「フロアは階ではなく用途別に別れたとみる方がよさそうね。……101の階まで一度降りて出られるか確認しましょう」
刹那:「あぁ」
GM:では階段を降りますか?
港 令子:そうですね、同じような部屋が続く限り9階分くらい一気に下りましょう
GM:はい。では令子さんと刹那さんは階段を降りていきます。長く、長く降りていきます。それこそ、正に9階分。
GM:【STOP】
港 令子:おっと?
GM:そしてお二人が9階分降り終わると、壁には何も書かれていない場所へたどり着きます。下に続いていた階段も、もうありません。
GM:外に通じるホールです。広いホールで、ソファやテーブルが何組か置いてあり、疲れを癒やす…休息にも使えそう。
港 令子:「ビンゴ、ね」といいつつ「聞き耳」と「幻視」で辺りを確認します
刹那:「びんご?」
GM:令子さんが辺りを見回しますと、ガラス扉があり、そしてその扉の外は森が広がっていること。受付のような場所があり、そこに何か機材のようなものが置いてあることに気づきますね。
港 令子:「恐らくだけど、ここから外へ出られるわ」
港 令子:機材に「機械語」を。何かわかるかもしれない
GM:その機械には、Lv.3GEST CARD発行と記載してあります。ただ、発行するためにはカードリーダーに別のカードを通す必要があるようです。
GM:機械語を使った令子さんは、Lv.3PASSCARDを通さない限り、機材は動かないことがわかるでしょう。
港 令子:「ここで使う羽目になるか……実験室は気になるけれど、当初の目的を放棄しては駄目ね」Lv3PASSCARDを使用します
GM:Lv.3PASSCARDを通すと、機材が動き始めます。
GM:ぱっと画面が切り替わり、指紋認証を促す画面になります。
港 令子:「指紋……」どう考えても自分の指紋では無理だろうなぁと思いながらその画面を眺めます
刹那:「?何やってんだ?」令子さんの手の上からべしっと自分の手を重ね、令子さんの指紋を認証をさせてみます。
港 令子:「な、何やってるのよ。もし認証エラーかなにかでセキュリティが動き出したらどうするつもり!?」
GM:機械は反応して、令子さんの指紋を読み取ります。そして画面が切り替わり、次は名前の入力を促す画面が現れます。
刹那:「えらー?せきゅりてぃ?」首を傾げています。
港 令子:「はぁ、まあいいわ。おかしな事にはならなかったようだし」やれやれといった表情で
港 令子:「名前、ねぇ。私の名前を入れろというのかしら?」一応もう一度「機械語」使用しつつ
GM:指紋を登録した人物の名前を入力するよう求められていますね。
港 令子:「……」警戒しつつ、自分の名前を入力します
GM:では令子さんが名前を入力し終わりますと、機械は稼動音を上げて、そして静かに鎮まり。カシュリ、という音と共にLv.3GEST CARDを発行してくれます。
GM:Lv.3GEST CARDに使用限界はありません。
GM:そして機材の画面には、まだ操作を続けるか否か、という説明文が表示されています。
港 令子:「GESTCARD……これは、フリーパスとして使えるのかしらね」
刹那:「きたこれ」令子さんのカードを見て無表情で刹那はそう言います。
港 令子:「……何か知っているの?」
刹那:「俺はもう持ってるからな」ポケットから令子さんと同じLv.3GEST CARDを取り出して、操作画面の否を押します。
港 令子:「ちょっと、それを早く言いなさいよ。もしかして貴方、全部知ってて付いて来てたわけじゃないでしょうね……?」
刹那:「?カードについては何も聞かれなかったからな。あと画面、何か出たぞ」
GM:否を押した画面はまた切り替わり、『星見の塔へようこそ 港 令子様』と文字が表示されています。
港 令子:「……チッ……」舌打ちして一瞬睨んだ後画面を確認します
刹那:「ようこそ、令子。星見の塔へ」
刹那:【これから】
港 令子:「そう、そう言う事。分かったわ」
刹那:「ここが俺等の場所になるらしい。よろしく」お人形は手を伸ばします。
港 令子:「つまりは私をおちょくっていたのよね。……いいわ、よろしくされてあげようじゃない」手を取ります
刹那:「おちょく…?いや?お前に興味があったからついていった」
港 令子:「でも、あの部屋の事とか、全て知っていたのでしょう?」
刹那:「興味があったのはお前だけだから、覚えてねぇな」
港 令子:「あぁ、そう……。物好きねぇ」苦笑しつつ
刹那:「あぁ、ものは好きだな。とりあえず、これからよろしくな」
港 令子:「ふふ、よろしく」微笑みつつ
GM:それでは令子さん、刹那さん、おめでとうございます。これにて悪序章、シナリオクリアとなります!
港 令子:ありがとうございますー
GM:報酬はなんと!!5ptのステータス上昇ptです!!
港 令子:やったー
GM:お疲れ様です。後にBBSへ報告を書き込みますので、そこに返信する形でステータスの振り分けを記載してくださいね。
港 令子:はい、わかりました
GM:それでは、序章_Evil これにて閉幕でございます。
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