たくさん長いの。
すきなことろだけ使ってもおっけー。



嘘とか嫉妬とか、そういうがらくたでできた世界を僕は当たり前だと思っていた。(錯覚)

「まだ好きじゃない」って自分に言い聞かせる。なんて意味のない呪文だったんだろう。もうとっくの昔に好きになってたのに。そうやって言い聞かせる度に想いは加速していったのに。(抑止論の罠)

授業中は、寝てるか、漫画読んでるか、空見てるか。でもアイツの授業だけは違うんだ。授業は聞いてねえんは同じ。ただ、ずっと前を見てる。まあ、俺には関係ないけど。(おとなりさん)

始めは見向きもされなかったんだって。でもね、甘い魔法をかけられたら、10人中10人が振り向くような素敵な存在になったんだって。(21世紀のチョコレートガール)

恋しい。淋しい。追いかけたい。笑いたい。抱きしめたい。眠りたい。届けたい。触れたい。ぜんぶぜんぶ欲しい。(緩やかに沈む身体)

行くあてなんてないんだよ。でも、たどり着いたその先に何かあるって思うんだ。幸せな頭してるって?残念ながら、自分でもそう思うんだ。(彼というヒト)

焼き付いた夏の朝。星の万華鏡。泳ぐうろこ雲。君がいるから特別に見える景色たち。(脳裏)

孤独、疎外、絶望、いらだち。それでも希望をみつけた。(開いた箱)

嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い。でも知ってた、あなたがわたしのことを考えてくれてたってこと。だから1ミリだけ嫌いじゃない。それじゃあ、バイバイ。(1ミリの救いの唄)

表現するには、言葉が足りなくて。心の中で育てておくには、なんだかもったいなくて。愛するってのは、むつかしい。(彼女)

ふたつお願いがあるの、と彼女が言った。三つ聞いてやるよ、と言ったのに、彼女はふたつでいいの、と笑った。「ひとつめ、私があなたに感謝しているということを理解してほしい。ふたつめ、私のことを、存在を覚えていてほしいの。」彼女は決して「側にいて」とは言わなかった。(みっつめ)

死ぬなら青空の日がいい。最後に見るのは君に似合う空がいい。(落下点)

柔らかい日々は幻のようで、あの幸せは私の妄想だったのかもしれない。温もりさえ、どこか遠くにいってしまった。(失うということ)

苦しいな。でも、これからどんどん苦しいことは起こるよ。へこたれんな。負けるな。そんな時にや、俺がいるから。―彼は笑っていた。(嘘つき)

変わっていくのは怖い。それ以上に変わっていかれるのは怖い。でも、それでも、あたしたちは変わっていく。そう生き物なんだね、(人間ってやつは。)





抑止論の罠
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