※黒子ヤンデレ
僕には今とても愛しく思う女性がいる
彼女はとても可愛らしいんです
毎日姫さんの靴箱に徹夜して書いた大量のラブレターを入れたら、きょろきょろと誰かいないか確認します
僕は恥ずかしくて自分の名前を書いてませんが、きっと彼女は気付いてくれるでしょう
授業中は彼女のことしか見ていません。今日は気温が暑いから髪の毛をあげて、白いうなじが見えます。本当に汚れなんか1つもなくて綺麗で、今すぐにでも僕の印をつけてあげたいです
放課後は彼女の家まで見送り。姫さんは可愛いので、変な男に捕まってしまう可能性が高い。ほら、現に今も不安そうな表情で周りを見渡している。大丈夫ですよ、今日は誰もいませんから
そんな風に考え事をしていたら、姫さんが誰かと話し出した
ちょっと待って下さい誰ですかその男は。ああ、僕がこんなにも我慢しているというのに、彼女に触れるなんて。
男は、姫さんのふわふわした頭を撫でそっと顔を近づけていく。彼女はそれを頬を染め当たり前のように受け止めていた
もう限界です。これ以上我慢なんかできるはずもない
姫さんは男と別れた後、一人で歩きはじめた
この道は狭い一本道で人通りも少なく、住宅地ですらない
僕は彼女に近づく
気づかれないようにそっと
もうすぐで姫さんが手に入ると思ったら気分が高揚し興奮で喉が渇いた
細い肩を掴むと、彼女は勢い良く振り返った
驚きで見開かれた瞳
ああ、その瞳に僕だけ居たならこんなことはしなかったのに
大丈夫です、姫さん
一生僕が飼ってあげますから
スタンガンを取り出し姫を気絶させ、抱き抱える
絶望に染まったその表情さえ、僕だけのモノ
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