「……また来たの?」



「そんなしかめっ面すんなよ。可愛い顔が台なしだぜ?」



「……あんたなんかに可愛いなんて言われても嬉しくないんだけど」


「あーはいはい、あーん」


私は姫


マサラタウンの近くの地図にものらない村で隠れるように入院している


「あーんって……、やめてよ。帰って」


「帰んねぇよ。お前が食べるのを見届けるまで。ほら、早く食べないと夜飯食い損ねるぜ」


「……やだ。帰ってよ」





嫌い





「……早く食えよ」





あなたが






「食えって」






知ってるの




「……聞いてんのかよ」




私をどうしたいのか




「……なあ」





グリーンは私の両肩に手を置いた




prev next

back

「#ファンタジー」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -