放課後になってもなんかモヤモヤしていた


足取りが重く部活に行く気分じゃない


「きゃははっもうだめだってばー」





姫先輩だ


丁度いいや


「姫せんぱー…」


俺が声をかけようとした時

「あっ……」


姫先輩が飲んでいた物を横から取り上げる手


そのままそれを飲んでしまったブン太を見てしまった


「ぶ、ブン「何やってるんスか!!!」ぇ赤也?」



突然現れた俺に驚いている先輩


でも関係ねぇ


「んだよ赤也」


「ひひひ人の飲んだ物を飲むとかだめじゃないっスか!!だから仁王先輩や幸村部長からデブン太って言われるんスよ!!!」


「な!それとこれとは関係ないだろぃ」


「あるっス!」


「赤也……私は気にしてないから」


「俺が気にするっス!」


ブン太が二人を見てにやっと笑った


「あー、俺部活行かないとまずいんだよなぁ、姫!上手かったぜ!また後でな」


ブン太は姫の耳に何か囁き、それを聞いて彼女はまた頬を染めた


「……っち」


ガシィッ!と赤也は姫の肩をつかむ


「あ、赤也?………」


先輩は怯えた目をしてこちらを見る


「なぁ先輩……、俺ってそんなにガキっぽい?」


「え?」


「あんた可愛いから男寄ってくんだろーけど!でもさ……間接きすとか付き合ってない奴とすんの平気なんスか?」


「そ、そんなわけない!」


「じゃあ何で丸井先輩とかんせ「あれは違うの!」


「……は?」


「あ、あれは……ブン太が勝手に……」



「勝手に?」







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