「なっ……李玖、どうしたんだ…?」
「んっ…はん、ふぅっ…恭さん、恭、さんっ…!」
伝えたいのに
恭でいっぱいなのを伝えたいのに、言葉が上手く出てこない
悔しくて涙が出そうになるのをなんとか堪える
ここで泣くのは卑怯な気がするから……
「李玖……」
恭は李玖の視線からなんとなくを悟った
そして自分が恥ずかしくなる
――――俺は本に嫉妬して意地悪なことを言ったのに
小さい子供の様なワガママを李玖にぶつけた
なのに………李玖は必死に応えようと、受け入れようとしてくれている
その姿が愛しくて……恭の中の『余裕』と『理性』が音をたてて崩壊していく
「―――っ!?…ぁ、待って!ね、待っ…ぅあっ!」
今すぐに李玖のナカに突っ込みたい衝動をなんとか抑えて、蕾をほぐすために指を挿れる
蜜口から溢れる透明な液で濡れてるソコは難なく受け入れ、逆に恭の指に絡み付く
最初は一本
次第に本数を増やしていき、今では三本入っている
バラバラに動く指は時々李玖のイイところに掠り、腰が跳ねる
「あ、あん……!っ…やぁぁ…ふ…」
だいぶほぐれた蕾から指を引き抜いて恭の固くなっているモノを宛がう
その熱さに李玖はふるりと震え、次いで訪れるだろう快楽に期待する眼差しで恭を見つめる
「………っくそっ!」
「あぁぁぁっ!…ひぁ、あっ……んん!」
腰に手を添え李玖のナカへ一気に穿つ
息が詰まる程の圧迫感と、襲いかかる強烈な快感に背がしなる
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