「んぁ…は、あっ!…っや…なん、で!」
あと少し
あとほんの少しで達せそうだったのに、恭の手が、舌が止まってしまった
中途半端に止められると苦しい 李玖は最後までシてとねだる
「おねだりも可愛いけど……まだダメ」
「やぁぁ、も…お願い…!」
「もっと乱れろ、李玖…」
簡単にはイカせてやらないけど
内緒話するみたいな小さな声で囁けば、李玖が泣きそうになる
こうして恭がわざわざ言う、ということはどんなに李玖が乱れて啼いても恭が許さない限りイケないのだ
「っごめん、なさ…!恭、さん…ごめ、ん、なさい…」
シてる最中の恭がイジワルなのはいつも
恥ずかしい事をされるのもやらされるのもいつものこと
いつだって恭は李玖のことを優しく、しつこく、激しく愛してくれるのだ
でも、時々こうして達することも許されず、攻め続けられる時がある
『お仕置き』と称されるこの行為が李玖は苦手
感じ過ぎて……ツラいから
「謝ってもダメ」
額にキス
「李玖に構ってもらえなくて」
鼻筋にキス
「俺はまったくもって面白くない」
首に1つ花弁を散らし
「だから、たくさん感じて喘ぎまくれ」
上下する胸元と……
「頭の中が俺でいっぱいになったら」
それからお腹
「たくさん……イカせてあげるから」
最後に、内腿にも花弁を咲かす
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