「っあ…ん……ベッド、が…い……」



「仰せのままに」




李玖の答えに満足した恭は芝居がかった動きで李玖の手の甲にちゅ、と軽くキスする



それから嬉々としてお姫様抱っこして李玖をふかふかのベッドまで運ぶ


優しくベッドに降ろし、再び李玖と唇を重ねる



今度のキスは味わうように深く、何度も、角度も変えて……時にはお互いの舌を絡ませ、李玖の口腔をとろける様な甘さで犯していく


その最中に李玖の服を着々と脱がしていく




「は…やぁっ……ひゃっ…!」




煌々と部屋の明かりがついてる中で裸を見られるのは恥ずかしい


シーツで隠そうとするのに、それは許されなかった




「いつも俺に見られてるだろ?」




李玖の動きを予想していた恭は彼の胸の突起を甘噛みして動きを封じる


もう片方も摘んでいじると、李玖の躰が快感に震えた




「あぁ…!んっ……ふぅ…!」




恭に抱かれるのに馴らされたこの躰


次第に胸を弄られるだけじゃ物足りなくなってきた


自らの腰が揺れてるのに李玖は気付いてない




「物足りなさそうだな……ここも触って欲しい?」



「ひぅ…!ぁ…はっ…んん!」




既に反応している李玖の自身を緩くなぞれば、李玖の背が弓形にしなる


そのままゆるゆると扱いていけば、切なげな喘ぎ声と淫らな音が部屋に響き渡る



胸の突起と張り詰めた自身


更には音によって耳までも犯される感覚がして、李玖の理性がじわりじわりと溶けていく