黄昏館にいる人たちはみんな優しい



独りぼっちだった僕に、沢山の『居場所』や『理由』をくれた


それだけでも嬉しいのに…


こうして僕の事を、とても大切にしてくれる



時には辛い事や、悲しい事、苦しい事もあるけど…


皆が……ルカが居てくれれば、僕はきっと大丈夫だと思う




「「「「夕月(ちゃん)はどうしたい?」」」」



「……………」



「夕月……?」




朝陽院に居た頃とはまったく違う毎日
皆に囲まれて過ごす日々


そんな、優しくて暖かい日々がずっと続きますように



居るか居ないかも分からない神様に向かって僕は毎日祈る




「僕は……皆と一緒に居られるなら、何でも良いです(ニコッ」




それだけで、僕は充分だから




「「「「………………」」」」



「?
どうかしましたか…?」



「いや……夕月らしいな(微笑)」




(あ…ルカがまた笑ってくれた)








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