HappyHalloween



「トリックオアトリート!」

「はぁ?」

夜の万事屋銀ちゃん。今日は名前が泊まりに来る日だ。新八、神楽には冷たい目で見られながら新八宅へ行かせて、今日は名前にはえろーいコスプレやってもらおうとしてたのに!何故…何故…!

「見てみて!これねかぼちゃの幽霊のカッコー!」

「なんでだアアアアアッ」

「えっえっ!?」

かぼちゃなんだよ…!えろい魔女じゃねーのかよ…!
「トリックオアトリート!お菓子頂戴!」
「うし、悪戯な、シてやるよ」
「あぁんっ…銀ちゃんっ…」
みたいな感じじゃねーのかよ!こんなもんだろ!なぁ!!

「ど、どうしたの?銀ちゃん…」

なでなで、と俺の頭を撫でる名前。少し背伸びをしてなでるのが余計にかわいい。

「いんや…なんでもねェよ…」

ずくっ、と涙声で名前をぎゅーと抱きしめれば名前は嬉しそうに俺の背中に腕を回した
たまには清らかな夜ってのも悪くねーのかもな…

「ぎ、銀ちゃん…あの…今日、するの…?」

「へ?」

「わ、私ね、魔女とか、やりたかったんだけど…その…下着にお金かけちゃって、買えなくて…」

「…………」

下着にお金かけちゃって…?シタギニオカネカケチャッテ?

「うぉりゃぁあ!」

「ぎゃあああっ!」

バサバサっとかぼちゃの幽霊の格好の黒いマントをめくり着物を脱がせるとそこには

「ばかっ…ばかっ!」

フリフリの黒いベビードールを着た名前の姿が。こぼれそうな胸を包むふわふわした生地に包まれた胸。これサイズあってんのか?と思うくらい名前の胸を包む面積が小さい。しかもガーターベルト付きのハイソックス。

「ま、前にね、銀ちゃんのタンスの中に、こーいうDVDあって…す、好きかなって…」

「はぁ?…お前、みたの…」

「ん、うん…好き…?わ、私…きゃぁあ!」

グイッと名前を横抱きし、寝室に向かった。勿論布団は一組。その布団の上に名前を押し倒した。

「…ぎ、銀ちゃ…今日は、好きなようにして…ください…」

「…は…」

「うぅ、恥ずかし…」

腕で顔を隠す名前。ちらりの見える耳は真っ赤だ。そんな俺も普段こんなこと言わない名前に言われてはたまらない

「今日は、銀さんの好きな様にお前のこと食べちゃうよ?」

「ん…うん…」

「ん、じゃあちゅーから…」


俺は名前の唇をむさぼり食う











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