夜がわたしを追い越して、 朝が君を連れて行く 吐息をください 踏み躙られた幻想 貴方に向ける言葉は全てが溜め息混じりで 降り注ぐ愛で窒息死 いつか君と一緒にこの海を見たかった 訪れた理由があまりにも哀しい、から 今日のことはカウントしないでおこう また此処で君と会うことが出来るなら その日は、今度は、僕の命日となる。 サンクチュアリに足を踏み入れてはならないと言ったでしょう? 今でも愛してる、なんてまるで呪いの言葉のよう 世界はいつだって優しくない だから人間は面白いんじゃないか 傷を見せて?塩を捻じり込んであげるから それでも君が好きだった 受け入れてくれるその手はもうない どんなに悩んでも後悔しても振り返っても過去は変わらないけど でも、でもね、本当に君を愛していたのです 幼い頃のわたしが誇れるものはきっとそれだけしかなかった それだけで、良かった いとし、いとしと言う心 知ってますか、涙って枯れないんです 遠い先の未来で待ってる いつまでも愛しい、あなたへ捧ぐ |