君が選ばなかった道を行こう

甘ったるい幸せ
掌で粉々になったガラス
懐かしむことを鼻で笑ってみせた
ああ、ごめん、狡いのは僕の方だったね
息を吐くように嘘を吐く
悪い男に捕まったものだよ
幸福が怖いなんて言ったら、君は笑いますか?

藍色に沈むように、

天から降り注ぐ花弁
祝福の鐘を打ち鳴らせ
もろともに
ところで、キミは神様って信じてる?

懐古趣味なんて質の悪い
ただ生きていて欲しかっただけなのに
私とあなたでは幸せになれない理由
冷めた熱情
腕の中に閉じ込めて甘やかすことが愛ではないでしょう?



あなたと私では、進んだ道は違ってしまいました。振り返って見てもあなたは遠くなるばかり、私の足も歩みを止めない。けれど、一緒に居ることばかりが愛ではなかったのです。望むのは、この空の下あなたもきっと笑っていてくれること