「いつか、いつか」

ほんの少しでも気付いてくれたら
それはわたしの大きな我が儘
淡くて悲しい香りを
貴方が拾ってくれたなら

この想いはきっと枯れない


たくさん、ありがとう
たくさん、ごめんなさい
ちょっとだけ、好きでした


何を後悔することもない
こんな素敵な気持ちを教えてくれた貴方が
ただ誰よりも愛しいから
どうか幸せでありますように


赦されるなら最後に涙を拭ってください
その後はもう泣かないから





暖かな感情

忘れ得ぬひと時

優しい心音

君がくれた福音

柔らかな色彩の中で

いつか見たあの幸福の色は、きっと今も誰かの傍で

覚えていて欲しい、この安らぎに満ちた朝を



君の優しさに触れて
愛しいという感情を知って
心を知って

つまりそれは確かな幸せだったのです