それから少し経って、家のインターホンが鳴る。
オカンの声が聞こえて、財前の足音が聞こえてくる。

「謙也さん」

財前が部屋に入ってくる。
そして後ろ手に扉をしめる。

「財前…」

「何でまだ制服なん?」

「…いや、ちょっと」

「俺、今日白石部長に告られました」

「え…?」

「白石部長、謙也さんにも相談してたんですね」

「…おん」

「それで、謙也さん、んっ…」


俺はその続きの言葉が聞きたくなくて財前の口を唇で塞ぐ。

「…んっふぅ、はっんっ」

懸命に舌を絡める。
少し舌を絡め合って、財前は俺を引き離した。


「謙也さん」

「嫌や、聞きたない、俺は財前が好きなん、」

俺は財前を押し倒す。
財前は一瞬驚いた顔をするも何故かニヤりと笑った。

「そうっすねー、白石部長めっちゃかっこええし完璧やもんね」

「嫌や、白石のとこ行かんといて…」

「さあ?」

「俺、嫌なん、財前と白石がお似合いなの…が、」

「…なら頑張ってや」

俺は財前の自身を口に咥え必死に舐める。
財前に気持ち良くなって欲しくて舌を這わせる。

「謙也さん、もっとせな、イけへんわ」

「んっー…うぅ…っん」

財前が俺の頭を撫でる。

「白石部長のほうが、ちんこ舐めるの上手いんかなあ?あの人完璧、やし」

俺は舌で舐めながら手を添えて財前の自身を扱く。

「はっんっ…、ええですよ、謙也さん」

「ふっ、ん…ぁ、ッ、ひっ」

「も、イきそ」

「だひ、て、口の中…っ…ぁっ」

その瞬間に口の中に苦味を感じる。

「しっかり飲んでや?」

「あぁ、…財前の…っはあ」

「謙也さんめっちゃエロいっすわー…」

財前が俺の愛撫で達してくれたのが
何よりも嬉しかった。

「…財前」

「謙也さん挿れて、欲しい?」

「…っおん」

「ならちゃんとおねだり、してや?」

「どうやって…」

「自分で考えろや」

俺は少し戸惑うも、自分の指で穴を広げ、財前に言う。

「お願いや、ココ…、に財前のっ、挿れて?んでぐ、ちゃぐちゃにして」

財前が歪んで見えることから、
自分が涙目になっているのがわかる。


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