「何かスースーするんやけど、これでええん?」

そう言って謙也さんが、メイド服を着てやってきた。
俺らレギュラー陣は、鼻血が出ないようにするので精一杯やった。

特に俺はそんな謙也さんを見ているだけで
何か興奮してきた。あぁ、俺のちんこやばいで。

…謙也さん、めっちゃ似合っとるやん。

「…謙也似合っとる」

「ホンマ?」

「謙也ーめっちゃかわええでー」

「こりゃ、店にお客が来るばい」

「ホンマか?!なら、俺やったるでー!任せとき」

謙也さんがノリノリでスカートを
ヒラヒラさせながら回っている。

「それは謙也に預けておくさかい、汚したり、無くしたりするんやないで」

「わかっとるわー」

「なら今日はこれでー、鍵当番は財前やったな」

「わかりました」

「なら帰るで―」

「お疲れー」

「じゃあなー」

しばらくして皆が帰って行き、
部室には俺と謙也さんの2人きりになった。

「謙也さん似合ってますね、それ」

「そうかー?嬉しいような嬉しくないような」

「だから、俺、勃っちゃったんやけど、」

「はあああ?」

そういってまだメイド服を脱いでいない謙也さんをロッカーに押し付ける。


「一発ヤリましょうや、メイドさん」

「何やと、っ、汚したらっ…」

「ご主人様、やろ?」

そう言って謙也さんの口を塞ぐ。
逃げる舌を絡め取って深い深いキスをする。
謙也さんが俺の胸板を叩き苦しい、と訴える。

口を離してやると謙也さんは涙目で言った。

「ふざっけんなや、財前っ、殺す気か…っ!」

「そりゃ、どーもすんません」

「俺はもう帰るで」

謙也さんがメイド服を脱ごうとしたから
俺は裾を引っ張った。

「謙也さんかて、キスだけでちんこ勃ててるのに、そのまま帰って平気なん?」

そう謙也さんの下半身を指差すと、
メイド服の上からでも分かるように酷く勃っていた。


「いやっちゃうん、これはっ」

「謙也さん、我慢できひんやろ?」

顔を真っ赤にして、背ける。

「ちゃうねんっ…ホンマ」

「謙也さん、今日はメイドさんなってや」

上目遣いで謙也さんに迫ると、
間をあけて首を縦に振った。

その合図を見て、俺は謙也さんを優しく寝かせる。

「…ざいぜ、」

「ご主人様、って言うたやん?」

「ご主、人様…」

「何?謙也さん」

「食べて、ええです、か」

「ええで、好きなように」

謙也さんは俺のズボンに手をかけ自身を口に咥える。
そして必死に舌先で愛撫する。

「きもひ、れすか、ご主人、さ、ま」

「ンっ…、ええですよ」

謙也さんは俺の弱い裏スジを中心に舐める。
俺は限界が近づいてきたので、

「謙也さんっ出そう…」

「俺の口ん中…だひて、くらさ、い」

「たくさん、飲んでや…っンっ」

俺は大量の白濁を謙也さんの口の中へ放った。

ゴクンと音を立てて飲み干す謙也さん。
不味いに決まっているのに嬉しそうな表情を浮かべる。

「謙也さんどうやった?」

「おいしかった、です、ご主人様の」

「なら、俺も謙也さんにエエことしたるわ」

メイド服をめくって謙也さんの自身を手で扱く。

「ひっぁあんっ…ごしゅじ、ん様っぁああっン気持ちいれ、す」

「謙也さんはこれ好きやもんね」

手を激しく動かす度に、謙也さん自身から先走りが溢れる。

「ひっ、いっ、いっん、ぁんっぁああっぅ、」

「謙也さん、先走りで、メイド服汚れるで」

「やっあ、あっん、でも、きもひ、っぁあっンっあ」

喋られないほど気持ちいいのか、
謙也さんは首を左右に振りながら、先走りを大量に溢れさせる。


「謙也さん、イッてまうんやない?」

「やあっイきそ、汚れ、るっぁあんっアっン、ゃあ、っひあっやああっ」


嫌と言いながらも謙也さんは大量の白濁を放って達した。
俺の顔と、もちろんメイド服にも飛び散っていた。
俺は自分の顔についた白濁を手で掬い舐めり、謙也さんに問いかける。

「あーぁ、謙也さん、どうします?」

俺は、メイド服をどうします?と聞いたつもりだったのに
謙也さんの答えは予想外なものだった。


「ざいぜっ、ぁ、ご主、人様のちんこくら、さいっ激しく、突い…ってっ」

俺はそんな謙也さんを見ていると我慢が出来なくなり
メイド服のことを気にすることもなく、
謙也さんの尻に、先走りを塗りつけた。

「ひいっあっンっぁあっ早くっ…ぁあんっ」

それだけで感じてしまっているらしく、謙也さんは酷く乱れていた。

「今入れますからっ…力抜いて」

そう言って俺は謙也さんの中に自身を突っ込む。
そして出し入れを繰り返し激しく腰を振る。
謙也さんも俺の腰の動きに合わせて動く。

「ひんっぁ、う、きもち、よ…ざいぜ、んっ」

「財前ちゃうっ、で…っはっ、ぁっ」

謙也さんのイイ所に当たるように腰を動かし
1点を掠めた時謙也さんは今日1番の甲高い喘ぎ声を出した。


「ぁあ、あっんっぁッ!、んっゃ当たっ、てるっ」

「ココが気持ちええんやろ?…」

「いいっ、れすっああっぅ、」

「今、謙也さんの中に誰のナニが入ってるんや?」

「っっああ、ご主、人さまのぉ、ちんこ、はいっ、れまふっんぁっンあッ」

謙也さんはもう呂律が回っていなかった。
俺は謙也さんを追い詰める様に奥ばかり突き上げる。


「ゃあっもう、だめ、イッちゃうっぁあゃっンっ」

謙也さんは俺を締め付け、溢れた白濁は飛沫を上げた。
俺もその締め付けに堪えられなくなり、謙也さんの中で白濁を放った。
入りきらなかった白濁は溢れ出てきてメイド服を汚す。


「謙也さんそないに良かったんすか」

2人部室に横になり、謙也さんの方を見て尋ねる。

「…ぉん、でも、メイド服使い物にならないな…」

「一緒に怒られてあげますよ」

「盛ったのは財前やろ、お前が怒られれば良いっちゅう話や」

「でも、謙也さんもノリノリでしたやん」

「…まあ」


( 可愛すぎやで、俺のメイドさん )


――――――

翌日、二人で白石とユウジに怒られるのでした。

「どういうことやねん!この白いの」

「謙也さんの精液っすわ」

「そないなこと知ってるわ!」

「小春のメイド服に何してんねん!」

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