勉強、おしえて? *




俺は今謙也さんと部室にいる。
もちろん、2人きりで。
今日は部活もなかったため、
白石部長に無理を言って鍵を借りた。

それはともかく、なぜかというと、
明日ある英語の小テストの対策ということで
部室で謙也さんに勉強を教えてもらうことになっていた。
ここには最低限の机も椅子もあるし。


まあ、本来の目的は2人きりになること、なんやけど。


だって、俺の苦手な科目なんて
古典くらいで、ほとんどないんやし。

ちゅーか英語とか思いっきり得意分野やし。


まあ、俺の恋人は頼ってくれて嬉しいねん、
とか言うてるから黙ってるけど。

「謙也さん、ここって、これであってます?」

隣に座っている謙也さんにあえて
近づき、耳元で囁いてみる。

「ふぇ…ぁー…ぉん、あってるん、やない?」

謙也さんは耳が弱い。

「なら、これは…?俺分からん」

本当は、分かるけど。

「んっう…、ここ、は、な」

「どないしたんです?謙也さん3年なら分かるやろ」

あぁ、謙也さん。もう返事もできへんのやろか。

「んっ…と、…」

「やっぱ分からへんの?」

今度は太ももに手を這わせてみる。

「ざいぜ、っ…触ん、なっ、教えられへん」

「ただ当たっただけなんすけど」

「っ…、」

謙也さんは顔を真っ赤にして問題を見る。
俺は一旦手を止めて、謙也さんに尋ねる。

「謙也さん、わかりました?」

「おん…これは、ほら、過去形が…こうなるんや」

「…あー…。ってまあ分かってますけど」

「…は?分かっとるって?何や?俺に聞いた意味ないや、」

俺は謙也さんの言葉を聞く前に口を塞ぐ。
もちろん、深いキスで。

しばらくして唇が離れた後、謙也さんは目を潤ませて俺を見た。

「何すんねんっ…勉強しろ、や…っ」

「勉強?必要ないっすわ。完璧なんで。ちゅうか謙也さんのココやばいっすね」

そう言って俺は謙也さんの股間を指差す。

「はあっ…、全然、平気っちゅー話や」

「どこがや。謙也さん声と太ももに当たっただけで感じるとか淫乱やん」

「いんらっ…、違うねん、俺は感じてないっ、ねん」

「今楽にしたりますわ」

俺は机の下に入り、謙也さんのズボンのファスナーを下げ
下着を引きずり下ろすと、勃ちあがった謙也さんの自身があらわれた。

「うっわー謙也さん、ちんこ勃ちすぎー痛そっ」

謙也さんは突然の俺の行動に目を見開いた。

「ふざ、っけんなやあ、誰か人来たら、どうすんねんっ」

「人が来たら?激しいとこ見せつけてやりましょや、ほな」

そう言って俺は謙也さんの自身を口に含む。

「ひぁっ…んっ…ぁう…」

「きもひい、れすか?」

「アホ、喋んっァ、なっ」

謙也さんが弱い裏スジを中心に丁寧に舐めていく。

「ひっン、財前、アカン、っ…」

謙也さんの身体がビクビクと震えだす。
あぁ、もうイくんやな。
俺は謙也さんの絶頂を促すように、
裏スジやら亀頭やら舐めてやった。

そして、謙也さんが、一際甲高い声を上げたかと思うと
俺の口の中に精を出したのだった。



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