「うわ、めっちゃ濃っ」

財前は俺の白濁を口に含むとそう呟いた。

「汚いっ…」

「これ見てヌいたんやないの?」

「…っ」

テレビの中の映像は、既に挿入画面に切り替わっていた。
俺は恥ずかしくて目を背ける。
1人で見た時は何ともなかったのに。

「ちゃんと見て、謙也さんのナカにも今から入るんやから」

そういうと財前は、白濁の残りを指に絡めて俺のナカに指を埋めていく。
何度もしている行為だがこの異物感にはなかなか慣れない。

「はあっ、財前っ、財、前」

「光って呼んでや」

「ひか、ぅ、好きやあ、」

「おん、俺もめっちゃ好き」

財前がニコっと笑って
俺のナカのイイ所を中心に責めていく。

「ああっ、そこぁ、」

「謙也さんココ、ええの?凄い締めつけやわ、」

「光、もう挿れ、てやあ、俺は大丈夫やから…っ」

「はい」

財前も余裕がなかったのか自分のズボンと下着を下ろすと
俺の蕾に宛がった。

「きて、」

「謙也さん力抜いて」

そう言ったと同時に財前の熱くて今までとは
違った質量のモノが俺のナカに入ってくる。


「はあっ…ん、入って…ぅ、」


財前が俺の足を肩にかけて深く深く突いてくる。
俺はAVみたいにただ、ただ喘ぐことしか出来ない。

「ぁんっあんっ…っ…はあっひか、う気持ち、え」

「俺もです」

AVの女優の声と、財前の余裕のない表情
厭らしい水音、全てが俺の興奮を沸き立て
俺は財前のをギュッと締めつけた。

「ひかっる、ナカに…っ、出し、て?」

「え、でも」

「ええか…ら…はよ出せやっ…!」

「ホント、アンタの存在がAVやわ」

財前が再びニコっと笑ってその直後ナカに温かいモノを
感じたのでナカに出したんやなって分かってそのまま意識を手放した。




目を覚ますと部屋も自分も綺麗に後始末がされてあって
財前は携帯をいじっていた。

「財前、?」

「謙也さん、起きたん?」

「俺寝てしもうた…」

「ええですよ、無理さしてもうたんだし」

「何や、財前今日は優しいな」

「あの後、謙也さんのAVで2、3発ヌいたからやないですか」

「え!!嘘やろ」

「嘘です、俺は謙也さんにしか興奮せんです」

「アホ!恥ずかしいっちゅ―話や」

「だから、謙也さんもあんなの見んといてな、」

「ぉ、おん」

そういうと、チュっと軽い約束のキスを交わした。


「まあ、たまにAV見ながらのプレイもええけど」

「恥ずかしいやっちゃな!!」


( 君だけで十分! )

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