<8時間前>

日付変わって深夜に更新ごめん。今日は、彼女☆が来る!
どないしよ!寝れへんわ。
ま、寝るの頑張るけど。
後ほど報告するんで〜ほな(−−〆)

<1日前>

ホンマ好き。
何であんなにかわええんやろか。
どうやったらあないに天然が生まれるん?

「へえ〜、財前って人のブログ、見たりするんやな」

カチ、カチと過去の記事も見ていく。
内容見た限り、男のブログなんやろ。
インターネットで知り合った奴?
ちょっと複雑やな。
仮にも、俺は財前の恋人やのに!


「恋人だよな、ざいぜ、?」

横のベッドを見ると財前はいなかった。
そのかわり、後ろから異様な視線を感じた。


「謙也さん何してはるんですか」

「ざ、ざいぜんっ?」

「何してんのって聞いてるんやけど」

「や、暇やったから…財前の友達のブログ読んでたんやっ、幸せな奴やなこいつ」

「あぁ…、その人めっちゃ幸せみたいっすわ」

「やっぱりか。んで…財前、この手は何?」

俺の肩に手が乗せられる。
嫌な予感しかしない。

「謙也さん、俺らも、もっと幸せになりましょうや?」

そういうと同時に引っ張られベッドに押し倒される。

「財前っ、俺こないなことするためにっ…」

「ちょっと期待してたやろ?」

服の上から乳首を愛撫される。

「ゃ、ぁ…ぁっう」

「もうビンビンやないですか」

「しゃ、べんなやあ…っんっ」

付き合ってから何度もセックスはしたけれど
やっぱこの雰囲気は慣れない。
恥ずかしいっちゅーか、自分が自分じゃなくなるみたいな。


「謙也さん服、脱がせますよ」

「んっ」

「何や、ヤる気満々やないすか」

財前がフッと笑って俺はドキッとする。
たまに見せる笑顔は俺の興奮を沸き立たせるのには十分すぎる。

「財っ、ぜ、っぁう……んっぁあ」

繰り返される愛撫に、声が抑えきれなくなり、
思考が回らなくなる。

「…謙也さんかわええ」

財前は片方の乳首を口に含み転がす。

「ぁああっ、アカン、てそないにし、たらああっ…ぁやあ」

「…、好きやろ?」

フゥーッと軽く息を吹きかける財前。
俺はそれだけで身体が震えた。

「ぁ、ぅ、ゃああっ変、なる」

「…変になって?」

財前がカリッと乳首を噛むと、
身体を痙攣させて達してしまった。

下着がグショグショ。まだ午前中なのに。最悪や。

「謙也さん、もうイったん?乳首好きやね?」

「黙れ…っアホ」

「アホにイカされちゃってホンマへタレやな」

「うっさいっちゅう話や」

「なら、後ろも慣らさなアカン、四つん這いになって?」

「四つん這い…」

「いっつもやってるやろ、ちゅーか慣らさなくてもええなら突っ込みますけど」

「あ、はい。分かりました」

俺が下を脱いで四つん這いになると、財前の指が入ってくる。
異物感に涙を堪える。

「謙也さん…大丈夫ですか」

「だいじょ、ぶなわけあるかあっ…っ」

「なら2本に増やしますんで」

「え、ぁくっっ…」

2本ばらばらに動かされる。
俺は、シーツを握りしめる。

「謙也さん、ココやろ?」

財前の指がある1点を掠めた時、
俺は一番の嬌声をあげた。

「ぁああ、ゃっ、はぁっ、アカ、ンひぁぅッッ、」

「そんな喘いで気持ちええんですね」

何度もその場所を指が這う。
財前の指が俺を攻め立てる。

そして逆の手で俺のちんこを上下に扱く。
俺のそれからは先走りがだらだらと溢れていて。
今にも達しそうな勢いだった。

「ぁ、っも、前も、後ろもっ、ぁああっん、っは、んっ、」

「前も後ろも弄繰り回されてイく?イッちゃうん?」

「イく、ぁあ駄目っ、もっああああっ」


ピュっと白濁が飛び散って財前の手にかかる。
それを財前が口に運ぶ。

「謙也さんイったん?」

「聞くなや…っ…」

「俺もそろそろ限界なんで挿れるで?」

俺を仰向けにして肩に足をかける。

「あ、待ってっぁあああっ!!!」

俺の返事を待たずに財前が入ってくる。

「待てないっすわ」

「やっぁあ、んはっ、ぁあっ…、おっき、い…っあぁ」

「しゃーないっすわ」

財前のが抜き差しされるたびに声が上がる。
最奥に入ってきたと思えばギリギリまで引き抜かれ
俺は財前にしがみつくことしか出来なかった。

「深い、深っぁあっ」

「謙也さんのナカ熱いっすわ」

厭らしい水音が部屋に響く。

「あぁ、ひか、、ひが、る…っ」

「謙也さん、締めすぎ」

ガクガク揺さぶられ呂律が回らなくなる。
意識を繋ぎとめることだけで精一杯だった。

「やぁ、も、イっ、ちゃ、ぁあっう…」

「俺もイくから、」

財前は俺を掴み激しく腰を振る。

「ぁんっ、ぁあっもぁああああっ!」

俺は達したと同時にナカに温かいものを感じながら意識を飛ばした。


「…、今年の1番のプレゼントは謙也さんでしたわ」

財前が俺の頭をクシャッと撫でて
笑ったことを俺は知らなかった。


<1分前>

さっき彼女☆と(´・ω・`)笑
幸せっすわー。

( 大好きやで、スピードスター。 )



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