嫌がらせの至近距離







「いーじゃん、飯行こう、絶対楽しいから!」
はぁ、またかと溜息をつけば丹波さんは頬を膨らませた。

「や、です!なんで丹さんと一緒にご飯しなきゃなんですか!」

「ガミとは行くのに?なんで?行こうよー」
「ラーメンだったんですよ、私ラーメン好きですし」
ああまた、この人は私を揺さぶるんだ。

「せっかくだから少し見栄はりたいじゃんよお」
ぷくり、三十代のいい大人がする仕草ではないが、丹さんはお構い無し。私と話してる時はいつもこうな気がする。

「飲んだりするの、嫌なんです。丹さん飲ませようとするでしょ」
「仕方ないじゃん、俺、お酒好きだもん」
「キリないです、そんなこと言ってたら」
全く、この人にはスポーツ選手という自覚はあるのだろうか。
まぁ、自覚あるからここまできてるのだろうが。

「んーじゃあ、お酒はなし!ね、行こう?」
「金曜じゃダメですか?今日月曜ですよ」
「曜日なんて関係ないよ、行こう、!」
にぱぁ、最高の笑顔で笑う丹さん。

ああ、笑顔が眩しいですよ。

「了解です、分かりました」
やった、手を取って顔を近付ける丹さん。
ちょ、顔近いですって!



嫌がらせの至近距離

私の気持ちに気付いて下さい!










なぁにこれぇ/(^o^)\オワタ見事にクラッシュしてますねすみませんorz
ただ書いてる本人はとっても楽しかったです(ドヤァ
一回でわかる人いるんだろうか……
一人語りが多い私の文にしては会話文が目立つのがヒントです。あと、頭文字。
一回やってみたかった(笑)すいません。
素敵な企画ありがとうございました!
丹さんこんなので申し訳ないです……!

シャー消し 管理人 風鈴


白昼夢様に提出させていただきました。


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