鼻が効くようになったらね。
最後までお読み頂き本当にありがとうございました!


このお話では記憶の有無が呼吸取得に繋がる設定で書かせて頂きました。
この世界では、昔鬼殺隊に所属していて、技のエフェクトが見えるほど呼吸を使いこなすことの出来た人は全員過去の記憶を持っています。
思い出すか思い出さないか、違いはそこだけでした。
物心ついた時から記憶を持っているのは前世で強い後悔を残した人達です。
炭治郎は凛を守り切れたと納得して亡くなったため記憶を思い出すまでに時間がかかりました。


炭治郎が記憶を取り戻したことにより、後からも記憶を思い出すことがあると悟った我妻善逸、不死川実弥、胡蝶しのぶは嘴平伊之助、不死川玄弥、胡蝶カナエ、栗花落カナヲに絶対に過去を思い出してほしくないため頭を悩ませます。玄弥は呼吸を使いこなせていなかったため過去の記憶を持っているかは定かではありませんが実弥にはそれを確かめる術はありませんでした。
その四名のうち記憶を取り戻してしまった人はいるのか。それは皆様の好きなように妄想していただけたらと思います。


炭治郎や善逸はこの時代でも不死川実弥にそれはもう手厚く指導を受けています。しかし立場や状況が変わったため昔のように険悪ではありません。
彼は炭治郎と善逸に「玄弥には近付くんじゃねェ」と顔を合わせる度に言うくらいには弟を巻き込まないよう注意しています。
ヒノカミ神楽は一番強力な呼吸ですが、実力としては現代では不死川実弥が最強です。


以上が溢れ話、そして記憶についての補足でした。
短編供養にするつもりが、続きを書きたくなり無事終わらせることが出来てほっとしています。
こちらまで読んで頂き本当にありがとうございました!


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