これはJRの切符ですが江ノ電の始発駅は藤沢です(※江ノ島じゃないよ!)。

藤沢で待ち合わせだったので、ホテルに荷物を預けてから早速江ノ電に乗って鎌倉へ。
何故か遠征している私の方が荷物が少なく、荷物を預ける際「ちんさん荷物それだけ!?」とメメちんにびっくりされましたが、彼女の荷物が多かったのは合流前に立ち寄ったアニメイトのせいだと思います。
雨がねー、中途半端に降ってまして。
前日てるてる坊主を年甲斐もなく作り、握りしめて寝ましたよ。
おかげさまで地元はすっきり爽快なお天気でしたが、目的地までは流石に届かず。
珍しく旅先で雨でした。
平日、しかも雨にも関わらず江ノ電も人がたくさんいて流石観光地。
晴れてたら鎌倉高校前とか、海沿い走ってる時は水面がキラキラしてて綺麗なんですけど、生憎の天気な上にやたら波が高くて、サーフィンしてる人が無償に心配になったBBAです。
のんびり進む江ノ電の中で色々な話をし、「スラダンはやっぱり飛陽ですよねー」と結論が出ていざ鎌倉へ。
鶴岡八幡宮で呼人の結婚相手が見つかりますように、しっかりお願いしてきましたよ。
あとあと考えたら、就職できるようにお願いすべきだったなと思ったけど、後悔なぞしていない。
私は呼人のお見合いBBAでいい。
その後はぶらぶら歩きながら、絶賛引きこもり生活の弊害で体力が少ないという壁にぶち当たり、お茶をしばき回しながらずっとメメちんに呼人のいいところを語ってたと思います。
呼人がどんな人か、どんなところがいいところか、どんなふうに慕われてるか、どんな腕毛か、スネ毛か、胸毛か、ヒゲか、メガネか、存分に語ったんですけどね。

メメちん曰く「かっこいいと思うけど、私はやっぱり空パパが好きだから(※キッパリ)」

呼人の独身生活はまだまだ続きそうです。
着いて速攻で私の旅の目的は達成されたと言っても過言ではないため、夕方になったので藤沢まで再び江ノ電で戻り、駅近くの居酒屋でミーティングの再開と相成りました。
もうメメちんの戦歴に慄くばかりだったのですが、めげない私はここでも呼人のお見合いBBAとして奮闘し、「やばい、そういうの弱いんだけど!」と言わせるまでに至りましたが、結局空パパこと智久の鉄壁さの前に呼人は無力でした(※真っ白に燃え尽きた本田)。
ここでは専らハイキューの話で盛り上がり、「何でマッキーなの?」という悲しきかなごもっともな質問にあれこれ色々喋ってたように思います。
これから先マッキーが出てこなくても、超絶好みのキャラが登場しても、マッキーは絶対に揺るがない。
私のハイキュー不動のセンターはマッキーであることに変わらない。
そんなことを切々と言ってたのを思い返すと、トチ狂ってやがるぜ…と自分でも頭を抱えますけど。
前々から思っていたんですが、私と彼女、スポーツ漫画の好きな“学校”が見事に一致してるんですよ。
最終的にお熱になるキャラは違うんですけど、学校はカブりまくってまして。

ハイキュー:青葉城西
黒バス:海常高校
スラダン:翔陽高校

一部でもこれだけ一緒。
そしてここに『あひる:新丸子高校』が新たに追加されるのかと思うと、ニヤァ。
多分感性が似てて、心の刺さるものもきっと似てて、琴線に触れる基準がほぼほぼ同じなんだと思います。
好きなキャラが同じってことはあっても、好きなキャラは違うのに好きな学校が一緒、しかもほぼ全部ってのが感慨深いです。



メメちんからのプレゼント(※カバンの中から見つめてくる迅さんとずっと目が合ってた)。

ホテルではふたりして青城のジャージをパジャマに、悠々自適なベッドインタイムでした。
ツインって数少ないから、ちょっと時期がギリギリになるとすぐになくなっちゃって。
ダブルで、ひとつのベッドで、我々夜を明かしました、
メメちんは『K』がお好きな方で、成瀬さんと共に何故か私に弁財さんというセプター4のキャラをごり押ししてくれるんですけど、「すっごい良い人!」と聞いていまして。
そうなんだー、へー、と散々流してきましたが、メメちんが持ち寄った本にいらっしゃった弁財さんは強かで、むしろちょっと性格があれれ?って感じで、「良い人って聞いてたけどこれは良い人なのか?」という新たな盾を手に入れることに成功しました。
これで成瀬さんにも対抗できる。
※本田は弁財さんのことはほとんど何も知りません。

メメちん曰く「こういう人は生き残るよ!大丈夫!」

心を注いだキャラをことごとく見送ってきた彼女の基準は、生きるか死ぬかの二択らしいです。
私が入浴準備に勤しんでいると、ベッドの上に置きっぱなしにしてたあひる36巻に手を伸ばし、「これ見ていい?」とメメちんから言ってくれたので、私は某コナンに出て来る西の名探偵のごとく「もろたでぇー!!!」と心の中でガッツポーズを繰り広げながら「いいよー」と爽やかな笑顔を浮かべましたよね。

勝った!
あれを見たらもう勝ちは確定した!!!

私の遠征のもうひとつの目的も、無事に果たされる確信を得ました。
案の定お風呂から上がり、髪をわしわし拭いているとティッシュを探して彷徨うメメちんと遭遇しましたし、「これは卑怯…」と静かに涙を流すメメちんを見たので、私の確信に間違いはありませんでした。
やっぱり36巻はすごかった。
もちろん電気を消してからが本領発揮な我々なんですけど、それは割愛しておきます。
深くは聞かないでください。



オタクミーテキング二日目〜お守り(36巻)を添えて〜

初日でほとんど目的は果たしてしまったので、二日目は最初横浜に移動する予定が駅のホームで川崎まで行くという軌道修正をかけました。
だって川崎って、川崎って、あれじゃない…トキワさんと同じ市内じゃない…(※震え)。
川崎のホームに降り立った瞬間、もう私半泣きでして。
もうほんっとどうかしてると思います。
こんなに神奈川県を愛しているのに、何故私は神奈川県民ではないのだろうか。
永遠のテーマです。
特に何かしたいことがあるわけでもなく、川崎という場所に降り立てただけで満足で、転々と茶をしばき回しながら良くまぁお互いこんだけ話すことあるよねってくらい話しました。

メメいん曰く「ちんさんあんまり言わないから知らなかったけど、結構ガチ勢だよね」

あひる38巻まで全部二冊ずつ所持していて、保管用と読む用と分けてるって言ったらコレですよ。
グッズとか全然出てませんし、これくらい全然ですし…。
読みすぎて汚くなったからこりゃイカン!と思っただけですし…。
言わないけど結構アニメも観てるし色々詳しいし、と言われて何か色々ハッとしました。
私、ちゃんとオタクやれてるんだなと。
帰る時間が迫ると同時に私も色々焦りましてね、モスバーガーにて畳み掛けを行ったところ、トキワさん語ってる途中で何故か泣けてきまして、そしたらメメちんまで何故か泣いちゃいまして、ふたりで綺麗な涙をツゥーとね、流してね、もうほんっとどうかしてると思いました(※二回目)。
だってあの男、本当に卑怯なんだ。
カッコ良すぎるんだ。
私はトキワさんの背中が一等好きでして、ずっと目の前にそれを置いておきたいくらい好きでして、一生眺めて生きていきたいくらい好きでして、9年の歳月は恐ろしい。
これから先どれだけ好きな漫画やアニメに出会っても、多分トキワさん以上に好きになるキャラはいないと思う。
これだけは一生変わらないと言い切れる。
数多くの漫画を好きになり、キャラを好きになり、その時その時流行り廃りがどうしてもあるんだけど、トキワさんだけはちっとも変わらない。
好きなのが当たり前のごとく、9年間頂点に君臨している。
そんな想いをこうして一方的にではなく、話を聞いてくれる人がいる前で自分の声で、自分の言葉で、切々と訴えかけたのは9年間初めてのことで、私にとってこの二日間は夢のような時間でした。
メメちんにはいい迷惑だったと思うけど(※白目)。
帰りたくなーい!と年甲斐もなく駄々をこね、新幹線に乗り込む間際までメメちんに「35巻から!38巻までとりあえず!」と言い続け、全く嫌な顔せずずっと話を聞いてくれたメメちんには本当に感謝しかありません。
長々書いてる割に全く伝わりませんが、二日間AHOみたいにずっと笑ってたおかげで帰りの新幹線は腹筋の筋肉痛との戦いでしたし、喉はカラカラに渇いて痛むしで大変でしたが、それでも大変充実した気持ちでいっぱいでした。

私、やっぱり神奈川県好きだなー。

折を見て、また遠征できればいいなと思います。
色んな建前は作ったけど、メメちんに会いに行ったのが一番の目的です。
いつもこっちに来てくれる彼女に、私から会いに行きたかったんだ。
まるで恋人だな(※真顔)。

非常に有意義な遠征でした!
またあの空気を吸いにいけるよう、今度はちゃんと手に職付けた状態で遊びに行きたいと思います。
とりあえず、トキワさんのお話でも書くわ。
グレィト!!!!!(※我々の魔法の言葉)




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