まず叫ばせてください。
私の悲しみと壮絶な喪失感を。

真山さああああぁぁぁああぁぁあああん!!うおおおぉぉぉええええぇえぇ(悲しみの盛大なゲロ)

漫画版の零に柴田は割りと堂々と登場しますが、キャストの発表時にも中谷美紀さんのお名前はなかったのでドラマではスルーされるんだろうなぁと思ってた私に嬉しいハプニングですよ。
もちろん中谷美紀さんで、漫画のように堂々と柴田として姿を見せてくれたわけではありませんでしたが、大人の事情云々あるであろう中『柴田だ!』と分かる演出にはただただ感激でした。
扉の隙間からちらっと見えたあのコートと長いマフラー、そして懐かしのBGMに「うおおおお!しーばーたああぁぁ!」と拳を上げて喜び勇みたかったんだ…私は、それで十分だったんだ…なのに、


「真山くんは殉職だったそうだね」


野々村係長待遇のポロリに頭真っ白ですよ。
え、え、え、待って、待って待って、え…?(※ここでしばし賢者タイム)
真山さん、死んじゃったの!?いつ!?どこで!?何で!?と一通りパニックになり、長年ずっと密かに信じていたことが見事に打ち砕かれて終わりました。
私、本当に『ケイゾク』が好きで、柴田と真山さんが好きで、『SPEC』では仄めかす程度に柴田の存在が見え隠れしていて、きっと出世した柴田に「お前さぁ、そんなにエラくなってんのに何で昔とひとっつも変わってないわけ?」とか真山さんはやっぱり振り回されてて、昔のように並んで同じ事件を追いかけることはなくてもふたり、どこかで必ず繋がりを持って警察という組織の中で踏ん張ってるって、信じてたんですよね。
信じてたんだよ。
柴田と真山さんが団地でチャブ台囲んでるって、信じてましたとも。
もし本当に真山さんが殉職していたとして、柴田の心に降りかかった悲しみは計り知れないじゃないですか。
だって真山さんと離れ離れになるってだけで自殺しようとしたこともあるのに、それでも柴田は生きて成すべきことのために出世して、情報を流して、ただその時を待ってるのかと思うと、真山さんホントもう何やってんの!?って胸倉掴む勇気はないので裾がちょんちょんなズホンをギュン!ってしたい。
小説じゃ「俺の大切な女、二度も持っていくんじゃねえよ」って死ぬほどカッコいいこと言ってあなた、自分が持ってかれてどうすんの!?
とにかく悲しみのゲロと切なさの鼻水の嵐の中、そっと胸に閉じ込めて夢だ、夢に違いないって念じて眠ったにも関わらず『真山 殉職』がトレンド入りしているという現実に朝から全ての気力を私も持っていかれました。
でも堤監督のシリーズものは本当に何が起こるか分かりませんし、『ケイゾク』だってみんな死んじゃった詐欺してるし、なんて一縷の望みにかけて11月公開の『SPEC〜結〜』を見守ってこようと思います。
それこそ当麻と瀬文さんが幸せにならなきゃ、手書き文書送りつけるのも辞さない勢いです。

瞬間、心打ち砕かれて。
そんなエヴァのタイトルを思わずパロるくらいに色々大切なものを奪われた気がしますが、それはそれ、これはこれ、で劇場版は楽しむつもり満々です!
お一人様覚悟してたんですけど、声をかけたら「ご一緒しよ!」って言ってくれたとあるお方に心より感謝しています。
ほんと、我々会いすぎ。






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