【僕達の遅れてきた初恋物語。】
あらすじ
2013/10/14 14:03
今年で三十歳を迎える井川翔(いがわしょう)は大津川明俊(おおつがわあきとし)と言うペンネームで20歳の頃から漫画一筋で恋をすることなくこの年まで生きてきた。
そんなある日のこと、新作の話が来たのでアシスタント募集をかけていた翔のところに新しいアシスタント?村凛乃(ゆきむらりの)が来た。
そのアシスタントの顔は翔が忘れていた唯一恋をした初恋の人に似ていた。
「春日江さん?」
「へ?」
「……はぁ///違いますよね……す…すみません……!!少し似ていたもので………」
だが、凛乃は初恋の人とは人違いだった・・・・・・・・・・・。
そんな、?村凛乃もまた井川翔と同じく恋を知らない女だった。
井川とは環境が違い、?村はお嬢様で恋というものはするものではなく選んでもらうものだと思っていた。
世間勉強みたいなもので自分の父が昔から読んでいた「漫画」というものの現場に触れるためにたまたま募集していた大津川明俊のアシスタント募集に自ら応募した。
世間も恋も何も知らないお嬢様だ。
「はぁ・・・・・今日からお世話になります?村凛乃です・・・・・。」
「よろしく。ここの家主で漫画家の大津川明俊ですよろしくです・・・・・・」
こんな身分も何もかも違うふたりがアシスタントと漫画家という近い距離になった瞬間ふたりの関係が変わり出す・・・・・・・・・。
「僕達、昔にあっていませんか?」
果たして、この言葉の意味は・・・・・・・?
「思い出した・・・・・・でも何故忘れて・・・・・」
今、2人の遅い初恋物語が始まった・・・・・・・。
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