※逆ハー狙い女の名前=愛歌


最近ルッチ達がおかしい。

「も〜、カクったら!」
「ハハッすまんすまん!」
「…カク俺の愛歌に触るな」
「愛歌は相変わらずかわいいチャパー!」

おかしい。上から順に突然空から降って(きたらしい)きて自分は争いを無くす女神だと言い放っているこの世界には無いはずの携帯を持っていた夢見がちな痛い女、長い鼻を真っ赤にしているカク、カク達に敵意むきだしなルッチ、それと女をかわいいかわいいほめるフクロウ。うん、おかしい特にルッチお前どうした。カリファやジャブラがすげえ気持ち悪がってるぞ。てゆうかなんであの女が携帯を持っているんだ…。まさか俺と同じ境遇だったり…?たとえ同じ境遇だとしても結局は生理的に無理なんだが。


「あらら…大変だねえ」
「…本当に思ってんのかお前…」
「そりゃあ、おもってますとも。にしてもなんでキチガイをそこに住ませてるわけ?」
「あの女を見つけたルッチやらあの女に惚れた奴らがが追い出そうとすると怒り狂うんだよ……、しかも後ろではあの女嬉しそうにニヤニヤしてやがるし腹立つ…!」
「……俺だったら思わず凍らせちゃうわ…。しかも聞く限り俺惹かれるとこ全くないのになんでルッチは惹かれたんだか…」
「なんでお前基準なんだよ」
「ルッチ俺と同じ好みだからね(あいつもスパンダムちゃん好きだったし)」

と青雉に(恒例の愚痴)電話をした所、次の日に何故か手錠(たぶん海楼石)をつけぐったりしている女を連れた赤犬大将が俺を訪ねてきた。え、今日来るとか俺何も聞いてないんだけど

「赤犬大将どうしてここに……というかその女は…」
「……クザンがこの女をDr.ベガパンクに連れていくって言ってさぼろうとうるさいから変わりに暇だったワシがきたんじゃぁ」
「ベガパンク…!?なんで愛歌がそんな所に連れてかれなきゃいけないのよぉ!」
「いきなり空から落ちてきて変な機械は持ってるわ人を虜にさせる力やらもっとるからじゃろうが。考えろ馬鹿女が!」
「うるさいうるさいうるさい!愛歌はみーんなから愛されなきゃならないんだからそんなベガパンクの所なんて行かないんだから!だからさっさっと離しなさいよこの人殺し!」


…はぁ、なにこいつ馬鹿なの?すんで出そうになったその言葉を飲み込んで息を吸う。本当周りがみえて無いなコイツ……、あそこの壁の所にルッチ達がいるってのに。第一自称女神様がなにいってんだよ。ほらルッチ達が信じられない見たいな顔してるじゃねーか


「……おい馬鹿女」
「なによスパンダム。あんたには用は無いわよ話しかけんな!」
「好きで話しかけてんじゃねーよ。だけどこれだけは言わせてもらうがお前の近くにいつもいたアイツ等だって」



「人殺しだ」
あの女の顔が凍りついた。


♂♀


「この度は、赤犬大将ありがとうございました」
「……気にするな」
「では青雉大将にもお礼をお伝えく「おい」……はい?」
「…………今度から困った事があったらサボってばっかで仕事が溜まってて来れるかわからんクザンじゃなくワシに頼れ」
「……は、はい?」
「わかったか!」
「はいいい!(なんでそんな顔しかめながら言うの怖いわ!)」


―――――――――――
リクエストが「長官成代で逆ハー撃退で三大将落」と言う事だったので落ちは素敵ダンディ赤犬にさせていただきました^^もし気に食わないのでしたら書き直し致しますのでお手数でしょうが拍手にてご連絡下さい。
それと私の失態でリオル様の大切なコメントを消してしまい申し訳ありませんでした。なのでせっかく下さったコメントなどにも返せませんごめんなさい…。次回からはこういう事が無いようにしていきたいと思います。ではリクエスト本当にありがとうございました!

「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -