クザンが急に電話をかけてきて
「スパンダムちゃんの実家いきたいなー!☆(しかも☆をあえて自分で言うあたりがさらにキモさを引き立てている)」
といってきたので拒否をしたのだがしつこすぎてハゲそうだったからしかたなーくパシリ20回と引き換えに連れてってやる事になった。しかたなく実家にその事を伝えると母さんはうれしそうに父にも伝えるといっていた……母はコミュニケーション能力が高いのでいいのだか無愛想な父(まあ家族にはデレデレだが)が心配。

そして当日、クザンとの待ち合わせ場所に向かうとそこにはいつも以上にキモチワルイ雉がいた。なんか額のアイマスクが無くてチリチリの髪は一つでくくってる。あといつもは白ベストなのに今日は袖がついていた。そして極めつけは蝶ネクタイ(吹き出さなかった俺は凄いと思う)。明日は絶対(なけなしの)腹筋が筋肉痛になるこれは。

「スパンダムちゃんおはよう」
「お……、はよ…、じゃ、い…くか…ぶっ」
「…スパンダムちゃん大丈夫?」
「っ…、あぁ」


と、まあこんな感じで実家についた訳なんだが家について入ったら何故か玄関に殺気立った父さんとふわふわ笑う母さんがいた。俺等が入ってきた瞬間父さんはギロリとクザンを睨みつけると普段は見せないような貼付けた様な笑顔を浮かべた。


「…青雉二人っきりでちょーっと話したい事があるんだ。……だからこっちこい」
「スパンダムはこっちでお話しましょうか」


♂♀


スパンダムと妻が一緒にお茶を飲んでいるのを横目にため息を吐く。あそこに私が入ればどんだけ幸せだろうか…、だがその前にこの男をかたさないと。しかもなんなのコイツ蝶ネクタイなんかして気持ち悪いし…俺の息子に近づくなよこのクルクル…!俺とスパンダムも天パーだが(スパンダムのは可愛いから許す、むしろ俺の遺伝子GJ)アイツのは許せん…!


「……青雉お前何しにきた、ていうかさっさっと帰れ今すぐ帰れ」
「……スパンダイン……いえお父さん」
「…あ゛?」

青雉が急に真面目(というかドヤ顔)をしてこちらを見てきたのでちゃんと向き合ってやる。するとやや緊張した感じに口を開いた


「……息子さんを俺にください!」
「帰れ!そして死ね!」
「認めてもらうまで帰らないしスパンダムちゃんとあんなことやそんなことするまで死んでも死に切れない!」
「気持ち悪いわ俺の息子に何しようとしてんだバカヤロウ!」
「何って……ナニに「もうお前頼むから死んでくれそしてスパンダムの視界に一切入るな!」
汚らわしいわこの雉め!


♂♀


「ふふ、二人とも楽しそうね」
「(あれのどこが?)……母さんよそ見してると零すよ」
「ありがとうねスパンダムちゃん。…あ、髪に糸屑が付いてるわよ」

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

リクエストが「長官成り代わりでクザンさんがスパンダインに「息子さんをください」発言してそれからケンカ?言い合い?に発展しているなか母親とほのぼのとしている長官。」でしたので、残念な青雉を出そうと思いやってみたのですがどうでしょうか…?一応言い訳と言いますか……主やらスパンダインとかに青雉を気持ち悪いとかたくさん言わせてますが私は青雉ちゃんと好きですよ!もしそれで不快に思ったのでしたら書き直し致しますのでお手数でしょうが拍手にて御連絡下さい(^O^)
それと私の失態で砂鰐様の大切なコメントを消してしまい申し訳ありませんでした。なのでせっかく下さったコメントなどにも返せませんごめんなさい…。
ではリクエスト本当にありがとうございました!

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