「よろしくね」
「(ひいいい!)どうも…」


まさかさタワーで仕掛けのせいで落ちた先に例の奇術師がいるなんて…神様私が何をしたっていうんですか!てかなんでそんなにニヤニヤしてんのやめてゾワゾワする今すぐ逃げたい!(ちなみに周と足の速さには自信がある)


「ねぇ、なまえ」
「(話かけないでくれ…!)…な、なにか?」
「キミそれ発しっぱなしだろう?」
「……あぁ、まあ…別に敵意ないんで心配しないで下さいね、こういうのって二人で生き残らなきゃ駄目みたいなのおおいですし」
「残念だなあ」
「……進みましょうか。走りますがいいですよね?」
「うん」


と取り敢えず今すぐ使われそうだった死亡フラグをバッキバキに折れたようで一安心…。そして早く二人っきりを終わらせたいから走る、右に並走してくるヒソカを視界に入れないように走る。なんだか道が続いていてしばらくは部屋が無いようだ、その変わり道には落とし穴やら鉄球やらいろいろ仕掛けられている。まあ私達能力者には簡単。ひょいと落とし穴を飛び越える、あ…下に針山とかえぐっ…。飛び越え着地しそのままなめらかに走り出すとヒソカに肩をちょんとつっつかれた。嫌々ながら顔を向けずに用を尋ねる


「好きな物ってなに?」
「……は?」
「ちなみにボクは青い果実が大好きだよ」
「……あ、そうですか」
「キミは?」
「(なんなのこの自己紹介みたいな流れ…てか青い果実ってなんだよ…、もしやブルーベリー?)わ、…俺は…特に…」
「じゃぁ…、そうだ!相手にする好きな体位は?」
「はぁ?!」
「ボクは…んーそうだなー普通が一番好きかな」
「(なんでそこだけ普通なんだよコイツ!てか私女だからしないわ!いや…まぁ、女でもできるけどさ…うん、察して…)…特に…」
「じゃぁ…」

(質問いつまで続くんだよ!)
――――――――――

リクエストが「確かに似てはいますけど」という事で続きを書かせて頂きました。久々なヒソカで喋り方がよくわからなくて不自然になってしまいましたが…もし気に食わないのでしたら書き直し致しますのでお手数でしょうが拍手にてご連絡下さい。
それと私の失態で青様の大切なコメントを消してしまい申し訳ありませんでした。なのでせっかく下さったコメントなどにも返せませんごめんなさい…。ではリクエスト本当にありがとうございました!

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