2015/07/09

モチーフはドイツ・グリム童話「ルンペルシュティルツヒェン」。同系統にイギリスの「トム・ティット・トット」、日本の「大工と鬼六」があります。二度目までの仕事の見返りに何かを渡す、という点でルンペルシュティルツヒェンを用いております。
話の内容は、人外名前当てゲーム。(ざっくり) 
どれも展開に些細な違いはあれど、大体は人外生物(悪魔や妖精、鬼)に仕事を手伝って貰う代わりに、何かを寄越せと要求される。それが無理だと言うと、「ならば自分の名前を当ててみせれば、代償は無しにしよう」というものです。もし気になりましたら、ググるか図書館などで借りて読むかしてみてください。ちなみにルンペル〜はwikiさんに記事があります。

このお話はブラック本丸ネタか、と聞かれるとそうではない、と思うのですが、分類としては職務怠慢、もしくは契約違反に当たるかなと。政府から審神者という役職・仕事を貰ったが、仕事の一部を、契約に含まれない人物(審神者・刀剣男士以外の役職)を使い代行させた、というところでしょうか。一応出陣している部隊はひとつありますし、厚樫山まで攻略しているので、それなりに実力はあるのだと思います。
お手伝いさんに資材取りに行かせるということが無ければ大体うちの初期本丸だな……と思いながら書いていました。お陰でうちは第一部隊は全員カンストですが他がぺーぺーでございます。今必死で池田屋のために短刀レベリングしてます。サボったツケだ!
あとレア刀のためにたくさん鍛刀したのも思い出ですな……。気持ちは分かるが、資材回収に一般人を丸腰で戦場に放り投げちゃ駄目だと思います。という話。政府の供給をマツノデス! あと手入れはこまめにね! 検非違使コワイヨ!(ガチ怯え) だが虎徹よこせ。

これから彼女は新しい本丸で、時折一期さんに弄られつつのんびり過ごすのかなと思います。
あと、前の審神者さんは減給と停職処分でその後また審神者に戻って今度は真面目に働くのではないでしょうか。ただし好きな子を可愛がる癖は抜けないと思います。でもきっと今度は真摯に向き合ってくれると良いなと。根は悪い子ではないのですよ……と思いつつ、話の中ではどう見ても悪役でしかない。まあ、主人公視点である以上、出る情報は限られているのですが。
彼らのその後が幸せでありますように。


それにしてもうちの主人公さんはE:水着でワンピ世界に飛ばされたりE:雑巾で厚樫山に放置されたり、不遇さがやばいなと。


タイトル「いらへよ、かみのな」は、「答えよ、神の名」。わりとまんまです。
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