2015/04/12

「貴方の手枕、月の狭筵」のタイトル元ネタは「風の手枕」と「月の狭筵」です。
風を枕に、月の光を筵にして眠るというこの感性、日本語って素敵。
手枕は「たまくら」、狭筵は「さむしろ」です。

「花を曝く月」、花吐き病パロディです。花吐き病については、作中でも説明していますが、片思いを拗らせると花を吐くという流行病です。
実際の花吐き病では、特定の花を吐くのは、両思いになった時の銀色の百合のみで、その他はわりと雑多な花をあれこれ吐いています。今回はパロディってことで……。どうしても三日月さんと月見草って組み合わせが書きたかったというか。月見草の花びら唇に押し当てる三日月さんが書きたかったんです!!

「たったひとつの」、「些細な」は作品ページを見て貰うと分かるとおりあと1話続きます。テーマは「長男長女の恋」。お互いがお互いを甘やかしてやれそうだなあと思って。
一期一振さんの頭を撫でたいだけの話ですが、審神者さんの一人称にした所為か、少々自己陶酔が激しい話になりましたので好き嫌い別れるんじゃないかなと思います。ご注意ください。

自己陶酔激しいのいつもだろって、そうなんですけどね!!
- ナノ -