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ハロウィン+α

 



『赤也〜!!
Trick or Treat!!』

「はぁ??」




昼休み、突然とやって来て手を出す悠那。

そして突然に日本語以外の言葉を喋る。




『だ〜か〜ら〜トリックオアトリートだって言ってんの』

「とりをとりあう??
何言ってんスか??」(笑

『ちゃんと聞き取んなさいよっ』

「じゃぁ、日本語で喋ってくださいよ」


『たくっ・・・、英語の出来ない赤也にうちからの大ヒント!!
10月31日は何の日だ??』

「出来ないは余計っスよ!!
悠那が階段から落ちた日??」

『ふざけてんの??』(怒

「冗談だって(笑
ハロウィンだろ??」

『そ、だからお菓子ちょ〜だい』




満面の笑みで言う悠那はとても可愛いが、今日に限ってお菓子を持って無い切原。




「ンな事言われても何も持ってないっスよ」

『お菓子くんなきゃこうだ!!』




言いながら悠那の手は彼の髪の毛をグシャグシャにする。




「ちょっ、何するんスか!?」

『だってお菓子くんないんだもん!!』




口を膨ませてそっぽを向く悠那。

そんな彼女の機嫌をとるのにいつもは数分も掛からないのに
今日はなかなか機嫌が直らない。

別にお菓子が欲しい訳ではなく、今日は・・・・・




「分かったから、機嫌直せって」(汗

『ヤダ!!』


「放課後何か買ってやっから」

『それ本当!!?』

「嘘吐いてどーすんだよ」


『じゃ、放課後!!』



そう言うと嵐の様に去って行く。

奢ると言った彼は少し照れていた。




ハロウィン+α

(放課後)(じゃぁ出発〜!!)(言っとくけど"1つ"な)(え〜っ!?ケチ〜!!)(ンな事言うなら誕生日プレゼント買ってやんねぇースよ!!)(何で誕生日って知ってんの??)(好きな奴の誕生日ぐらい知ってて当前だろ??)(っ///!?)(HappyBirthday悠那)(ありがと、赤也Vv)






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