マフラーを取れば
『寒い〜っ!!』
「ちょっ、返せよ!?」
今は朝、学生が登校中の時間帯。
今日は一段と寒い。
そんな中マフラーを忘れてた彼女は赤髪の彼の首から
マフラーを外し自分の首に巻き付ける。
『暖かぁ〜い』
「俺が寒いだろぃ」(汗
『別にいーじゃん
ジャッカルにでも借りれば??』
「何で俺なんだよ!?」
丸井の隣りに居るジャッカルを指差しながら言う。
そっか!!と思い付いたようにジャッカルからマフラーを奪い取ろうとする。
「おい、やめろ!!」
「俺にマフラーを恵んでくれぃ!!」
『クスクス』
「おやおや、また喧嘩ですか??」
『あ、おはよ〜柳生君』
「おはようございます、悠那さん」
3人の後には柳生の姿がありそれに気付いたのは悠那だけ。
だって未だにマフラーの取り合いっこしていますから。
「それで、2人は何に対して喧嘩をしているのですか??」
『マフラーの取り合いっこだよ』(笑
「なぁ悠那、マフラー返してくれよ〜」(泣
『じゃぁさ、ブン太にくっついててあげる』
「///!?」
丸井の腕を抱くようにしてベッタリと引っ付く。
すると彼の顔は赤く染まる。
『ねぇ、暖かいでしょ??』
「お、おぅ///!!」
マフラーを取れば
(こうやって貴方の側に居られるでしょ??)
(やっぱり丸井に取られたナリ)(狽ィ前仁王かよ!?)(プリッ)(・・・・・(汗)