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噂が広がる

 



今、走ってます



速度




宝美「ハァ・・・ハァ・・・、うわぁ!!」



バターンッ



「やっと追いついたわ」

「コケるなんてドジね」(笑


「それより、何で逃げるのかしら??」


宝美「いや、だって、囲まれたら逃げたくなるじゃん??」


「はぁ??ワケ分かんない
つーか、マネージャー辞めてくんない??」

「目障りなのよ」




数人に囲まれる宝美。

それは昼休みの事
廊下を歩いていたら急に数人の女子生徒に囲まれた。

そして今の現状である。

彼女達の目的はテニス部に入ったマネージャーを
彼等から引き離す事。

ただ単に彼等に近付く女が気に食わないだけなのだ。


それにしても情報が回るのが早いこと。


結局、捕まった宝美は彼女達の気がすむまでボコられるのだった。




宝美「ホントやんなっちゃう
ま、顔に傷が付かなくて良かったぁ〜Vv」




ポケットに入れていた鏡を見ながら言う。




宝美「紅心もちょっとは心配して来てくれてもいーのに」


「それ、無理だよ」

宝美「うわぁ!!・・・・って蝶花!?
え、今なんて??」


蝶花「今、保健室
階段から・・・落とされた」

宝美「ッ!!?・・・・嘘・・でしょ!?」



 
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