噂が広がる
今、走ってます
○速度●
宝美「ハァ・・・ハァ・・・、うわぁ!!」
バターンッ
「やっと追いついたわ」
「コケるなんてドジね」(笑
「それより、何で逃げるのかしら??」
宝美「いや、だって、囲まれたら逃げたくなるじゃん??」
「はぁ??ワケ分かんない
つーか、マネージャー辞めてくんない??」
「目障りなのよ」
数人に囲まれる宝美。
それは昼休みの事
廊下を歩いていたら急に数人の女子生徒に囲まれた。
そして今の現状である。
彼女達の目的はテニス部に入ったマネージャーを
彼等から引き離す事。
ただ単に彼等に近付く女が気に食わないだけなのだ。
それにしても情報が回るのが早いこと。
結局、捕まった宝美は彼女達の気がすむまでボコられるのだった。
宝美「ホントやんなっちゃう
ま、顔に傷が付かなくて良かったぁ〜Vv」
ポケットに入れていた鏡を見ながら言う。
宝美「紅心もちょっとは心配して来てくれてもいーのに」
「それ、無理だよ」
宝美「うわぁ!!・・・・って蝶花!?
え、今なんて??」
蝶花「今、保健室
階段から・・・落とされた」
宝美「ッ!!?・・・・嘘・・でしょ!?」
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