×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -



逃走する彼女達

 



こうなる事なんて初から分かってたのに

でもやっぱり人間の本能ってヤツ??

追いかけられたら余計に逃げたくなるじゃん??





4人と彼等





キーンコーンカーンコーン


そう授業の終りのチャイムが鳴ったと同時に
2つの教室から出て行く2人ずつの女子生徒。

教室では先生が生徒に"あいつ等どうした??"なんて聞いている。

そんな事聞いたって誰も知る筈が無い。


その頃彼女達は既に下駄箱へと着き
靴へと履き替えていた。



黎「さっさと靴履け」

宝美「ちょっと待ってって」(汗

紅心「掴まったらアンタの所為よ」

宝美「だからちょっと待ってって!!」(汗


蝶花「・・・・・・・」(汗




急かされる宝美を横目で見ながら
彼等が来ないかどうかを見張る蝶花。

まだ廊下に人通りは無く声すら聞えない。




黎「履けたなら行くぞ」

宝美「了解です!!」


蝶花「人、来た」

「「!!?」」


紅心「ほら、急ぐわよ!!」(汗



蝶花の腕を引っ張って急いで外へと出た、

そこまでは良かったのだが・・・・



 
[29/72]

[*←前] [次→#]
[目次へ][しおりを挟む]

[back]
[top]