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部活には行く気がなく
ベッドの上でボーっとする。




紅心「ねぇ、そろそろ染めないと・・・・」

蝶花「だね」

宝美「直ぐ、落ちちゃうもんね」




クルクルと髪を人差し指に巻き付けながら言う宝美。


紅心は紅色、黎は納戸色
宝美は杏色、蝶花は深緑色
が目立ちはしないがメッシュを入れた感じになっている。


その為、それぞれに合った色で髪を染め目立たなくしている。

最近ではなかなか染まりにくく色が落ちやすくなっていた。



黎「面倒いしウイッグでいーんじゃねぇ??」



彼女の一言で3人は思い出したかのように"なるほど"と言う。

そのウイッグは初めてここに来た時置いてあった段ボールの中に彼女達の私物と一緒に入っていた。


そしてクローゼットの中から取り出す。




宝美「懐かし〜」

蝶花「3年振り??」


宝美「そう、3年振りの再開〜(*´∀`)ノ」




早速ウイッグを被る宝美。




黎「宝美、学校でこけんなよ」

宝美「わ、分かってるよぅ!!」

紅心「バレて大騒ぎ、なんてことになったら・・・・」(黒笑


宝美「・・・・(=x=;)」




紅心の表情を見て察した宝美は
バレた後のことを頭の中で想像する。

考えるだけでも怖いのに何故か想像を膨らます彼女。

それは余りにも恐ろしく怖いモノで気絶しかけるのだった。



 
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