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蝶花「本当・・・・でも、大した事無い
今、黎が付いてる」

宝美「報告ありがと
無理しなくていいからね??」


蝶花「・・・・・・」





コクンと頷く蝶花。

そして何故か彼女に気遣う宝美。


それは兎も角、彼女達は保健室へ向う。

宝美は一応、怪我人でもあるし
何よりも紅心の事が心配だった。


保健室へ向う途中
周りからの視線が痛かった。




ガラッ


宝美「紅心!!」

紅心「何??五月蠅いわよ」


宝美「い、いつもの紅心で良かったデス」(汗


黎「紅心の事聞いて急いで来たんだろーけど
お前の方が怪我してんじゃねーの??」

宝美「( ̄□ ̄;)!?」


黎「普通に分かるから」(汗




扉を開けて叫べば紅心に怒られる宝美。

でも彼女がいつもと変わらない様子だったので
ビビリながらも安心する。


そして宝美は気付かれないようにしていたのか
黎に怪我を見抜かれた事に驚くのだった。




黎「ヒロにでも手当てしてもらいな」


「あんたねぇ〜、その"ヒロ"ての止めて」

黎「いーじゃん、呼びやすいし」

「はぁ〜」



この"ヒロ"と呼ばれる人物は
広瀬百合(ヒロセユリ)と言って保健の先生である。

転校して来てまだ日も浅いのに
心を開ける人物の1人となっていた。



 
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