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それから彼女達はずっと球拾いばかり。


集合と言う合図で集まり練習が終るまで・・・・。




「「お疲れ様でした」」




挨拶とともに彼等も散って行く。

彼女達は残されたまま。

片付けが終るまでは帰れない。

彼等が手伝う事は一切なかった。




宝美「疲れたぁ〜」

紅心「五月蠅いわよ」(黒笑


宝美「(`д';;)ブルブル」

黎「効果音つけんな
鬱陶しい」


宝美「(・ω・`;)」




紅心と黎に邪魔扱いされて
シュンとなる宝美。

それを見てクスクスと笑う蝶花。


宝美の一言で集中力が切れたのか
球拾いをやめる。




紅心「ねぇ、ちょっと打たない??」


蝶花「見られるよ??」

黎「今日はそんな気分じゃないね」

宝美「うちもパス」


紅心「だよね
ラケットだって無いしね」



黎「・・・・・俺等、何の為に居るんだろうな」

紅心「さぁね・・・」


蝶花「片付け、しよ??」




彼女が言うとまたボール集め始める。


黎の問は解かれる事なく
また彼女達の中にしまわれる。



長い一日が終わる

また明日が来る


明日なんて来なければいいのに・・・・



 
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