忍「何で俺等の名前、知っとん??」
黎「知ってて何か悪い事あるわけ??
こんな事やりたくてやってんじゃねぇーんだから」
放せよ、と言い"部室"と単語で付け加えその場を離れる。
彼女達が向かう先はもちろん部室。
そんな彼女達の姿が見えなくなると途端に話し始める彼等。
宍「何だよ、あの態度」
向「なんかムカツク・・・・」
鳳「どうしてあんな人達をマネージャーにしたんでしょうか??」
忍「俺が聞きたいわ」
跡「さっさと練習始めるぞ」
固まっていた彼等もその一言でバラバラにコートへと散る。
いつも通りに進んで行く部活。
そんな姿を遠くの方から眺める彼女達。
蝶花「本当に、やるの・・・・??」
黎「仕方ないだろ??
アイツに俺等がテニスしてた事話されたら終わりなんだぜ」
宝美「どーして終わりなの??」
紅心「あのね、私達はもう普通の試合は出来ないのよ??
勝負しろなんて言われたら困るでしょ??」
宝美「・・・・うん」
黎「出来ないなら嫌いになればいい
そう決めたのは俺達だ
忘れてんなよ」
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