昼のつまらない授業もあっという間に過ぎた。
待ちに待って無い放課後の時間がやってくる。
一番楽しい時間が今日から地獄になるのだから。
コートへ入れば顧問がレギュラー達を集めてきた。
「今日からレギュラー専用のマネージャーをつける事になった
自己紹介したら始めるように」
そう言うと何故か行ってよし
とポーズを決めてから何処かへ行く。
紅心「自己紹介とか面倒だわ」
黎「1号、2号、3号でいーじゃん」
紅心、自分、蝶花の順に指を指しながら言う。
宝美「うちは4号じゃないの??」
黎「お前、論外」
宝美「な!?それ、酷くない??」
彼女達の会話を聞きながら
本当に大丈夫なのだろうかと思う彼等。
「なぁ、さっさと名前言って練習しねぇ??」
紅心「あ〜・・・そうね、別に練習してていいわよ」
黎「お前等の名前ぐらい知ってる」
向日、宍戸、跡部、鳳、芥川、忍足、日吉、樺地
と名前を順に言っていく。
黎「俺等はどーでもいーし
知りたい奴は勝手に知れば??」
と言うとその場を離れようとする。
が、眼鏡をかけた忍足と言う人に腕を捕まれる。
[43/72]