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解放された彼女達も帰る場所へと向っていた。



宝美「黎、大丈夫かな・・・・」


蝶花「大丈夫、だって」

紅心「"だって"って??」


蝶花「今、メール来た
家に居るって」

宝美「ホント!?」



彼女の問い掛けにうんと頷く蝶花。


そして家はもう目の前にあった。

中に入れば"お疲れ〜"と言いながら
テーブルに紅茶とケーキを並べていた。




宝美「うわぁ〜Vv
食べていーの!?」

黎「俺の奢りだからな!!」




1人美味しそうに頬張る宝美。




紅心「これ、どうしたの??」

黎「帰りに美味しそうなの見つけたんだよ」


蝶花「珍しい、ね??」

紅心「もしかして明日、
話聞くことにしたの怒ってると思ってるの??」

黎「ヴッ・・・・」(汗


紅心「図星ね」(笑




相談無しに黎が勝手に決めたため
怒っていると思い込んでいた。

彼女達の機嫌直しに買ったケーキなのだ。




蝶花「別に、怒ってない」

黎「ならいいんだけど」



宝美「黎!!これ何処のお店で買ったの!?
すっごい美味しいんだけど!!」


黎「また買って来てやるよ」

宝美「やったー!!」


黎「(お前の金でな)」(黒笑




裏でそう考えている黎だとは知らずに喜ぶ宝美。

黎の考えに気付いている2人は
幸せそうな宝美を哀れんでいた。



 
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