ここ・・・・・どこ??
病院??
それとも
天国??
「目が覚めた??」
宝美「ンッ・・・・・・誰??」
「保健の先生
貴女、運ばれて来たのよ」
宝美「運ばれ・・・・た??」
「突然倒れたんだって??」
宝美「・・・・・・あ」
何かを思い出したかのように小さな声を上げる。
「思い出したみたいね
熱があるみたいだし少し休んでから帰るといいわ
それと膝の痛みが引くまで居てもいいわよ」
宝美「!!??」
そして、ハートのピアスを着けた女の子はと言うと
紅心「学校・・・・??」
戻って来ていたのだ。
その序(ツイデ)に、校内に入ると何故かテニスコートへ向かう。
そこには自主練をする1人の彼の姿があった。
紅心「自主練??偉いね」
「!!?・・・何で此処に居るんです??」
紅心「偶然・・かな??」
「そう言えばアンタの知り合い、保健室に運ばれて・・・・・」
言い終える前に駆け出す紅心。
そんな姿を見て呆れる彼。
でも少し気になった彼は彼女の後を追う。
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