黎「つーか俺等、高校生だぜ??
なのにまた中学からかよ」
面倒くせぇーと付け加える。
紅心は仕方無いんじゃない??
と何だか楽しそうに喋っていた。
すると黎は呆れた様に溜め息を吐く。
黎「あのなぁ、学校行くって事はアイツ等に会うんだぜ??」
蝶花「関わらなければ、いい」
蝶花が言うとそうだよ!!と無邪気に笑う宝美。
そして2人は頷いていた。
そんなこと言っても
結局は関わる事になるだけ
ただ
傷付けて
傷つけられて・・・
私達が何処に居ても
扱われ方は
変わらない・・・・・
宝美「そー言えばさぁ〜
どーやってこの世界に来たんだろうね??」
紅心「ここへ来る前の記憶
無くなってるわよね??」
黎「いーじゃん別に」
記憶が無いのは不思議に思うが
対して思い出したい訳でも無い。
思い出したって
どうにかなる訳でも
無いのだから・・・・。
もし思い出したとしたら
彼女達は・・・・・
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