「自分、今何て言うた??」
黎「!!??」
「「!!??」」
男の子の顔を見た瞬間黎だけで無く
紅心、宝美、蝶花も驚いた。
だって彼女達の知っている
漫画のキャラだったから。
黎はその男の子を
思いっ切り突き飛ばすと
その場から離れる。
続いて後の3人も
コートの側から離れる。
「何やねん・・・・・」
「何してんだよ??」
「別に何でもあらへん」
――--
彼から逃げてきた彼女達は
学校が見えなくなると
その場に立ち止まり息を整えた。
黎「どー言う事だよ!!?」
紅心「分からないわよ!!私だって・・・・」
宝美「仮装してる訳ないよね・・・・」
蝶花「・・・・トリップ、したのかも」
紅心「まさか・・・・ね」(苦笑
これが現実なのか幻なのか
彼女達には全く分からなかった。
私達に何を受け入れ
何を信じろと言うのだろう??
まだ夢を見ているかの様で
今の現状をなかなか
受け入れる事は
出来なかった。
宝美「取り敢えずさこの紙に
書いてる所に行ってみよーよ」
そーねと言う紅心。
紙に書かれた場所とは
これから彼女達が住む処だった。
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