言いながら越前に飛び付く4人。

重みに耐えられずドサッと音を立て倒れ込んでしまう。

もちろん越前は4人の下敷きに。(笑

それを見ていた不二は苦笑を浮かべていた。




「チィースッ!!えっと・・・・??」

「不二だよ、不二周助!!そーだよね??」

不「そ、そうだけど」(汗


「あり?暁の奴は??」

不「まだだけど。」


「んだよ、折角早めに部活終わったつーのに。」


誇「るせーんだよ!!

いい加減退いてやれ、殺す気か??」




思いっ切り越前の事を忘れてた4人は誇鶴に言われて慌てて退く。

飛び付いて置きながら忘れるなんてと半分拗ねていた。


丁度その時玄関の扉が開く。




暁「ただい・・・・・・・はぁー。」


「「何で溜め息吐くんだよ!?」」

暁「疲れたから。」


4人+誇「・・・・・」(汗




4人の顔を見るなりため息を吐く暁。

彼女の機嫌がいつも以上に悪そうで彼等は気を使った。


越前達が居なかったら、ため息だけでは済まなかったかもしれない。(ぇ




暁「リョーマ、不二、上がってけ。
そのつもりで来たんだろ??」

越「もちろんスよ。」


暁「お前等、あとで不二に自己紹介しとけよ??」


「「は〜い。」」




一言返事をして、奥の階段を上っていく彼等。


覇気の無い彼女を見て"大丈夫か??"と尋ねる誇鶴。

察してと言わんばかりに、表情を曇らせまた一つため息を吐いていた。



 
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