彼等は暁が居ない事に気付き
さっきの礼穏に対する藤胎の態度が気に入らず苛立っていた。

物に当たりながらも着替えをさっさと済ませて学校から出て行く。


物陰に誰かが居る事なんて気付かずに・・・・・。




不「手塚、今日は調子が悪かったんだよ。(そんな事なかったけど。)」

手「そう・・・・だな・・。」


桃「そーっスよ!!」

菊「次は絶対勝てるにゃ!!」


越「もう会えないと思うけどね。」


河「何か言ったかい??越前。」

越「別に・・・・。」



桃「あ!?」

海「急に叫ぶんじゃねぇーよ。」


桃「んだとマムシ!!」

海「誰がマムシだ!!」


大「2人とも止めろ。(汗
それで桃城、どうしたんだ??」

桃「ちょっと部室に忘れ物したんで取りに行って来ます。」




また明日と言って来た道を戻って行く。

彼等もそれぞれの方向へと帰って行く。


ある2人以外は・・・・。



不「今日も寄って帰るのかい??」

越「もちろんスよ。」




そう言いながら暁の家へと向かっていた。

その間礼穏が暁である事
彼等が世界レベルの選手である事を越前から聞き出す不二。


初めから分かってた様に"やっぱりね"とため息交じりに呟いた。



 
[64/121]

[*←前] [次→#]
[目次へ][しおりを挟む]

[back]
[top]