はぁ〜

面倒くせぇー

やっぱ断ればよかった


あーあ、面倒くせぇー




「あーあ、メンドクサイナ」

聖「思いっ切り棒読みじゃん!!」

昴「唏伯椥のが移ったんだろ??」(笑




余裕振ってると段々と苛々してくる桃城。




桃「早くしろよな。


誇「遅くて悪かったな。」(笑

桃「い、いいえ。
べ、別に遅いなんて思ってませんよ。(顔が笑ってねぇー)」(苦笑




誰にも聞えない様に呟いた筈なのに彼に聞えていたので驚く。

苦笑を浮かべるのも、誇鶴の笑みに少し恐怖を感じ取っていた為。



試合の結果は6-4で、15分も経たない内に終了していた。




「ちょっ、お前態とだろ!!
何で早く終らすんだよ!!」(怒

誇「だって礼穏が帰ったら困るし。」




誇鶴は殆どネットに掛けて態と負けたのだ。

本当に礼穏が帰ってしまいそうだったため




「帰らないに決まってんだろ。」


誇「お前のは冗談に聞えないんだよ。」

「ハイハイ、分かりましたよ。
さっさとやればいーんだろ。」



聖「礼穏、手加減なしな!!」

「了解。」




ニカッと笑みを作り、本気を出すよう指示する。

それに応えるよう、被っていた帽子をずらし本気モードにスイッチを入れた。




青学side




桃「楽勝だったスよ!!」

大「本当に彼等は強いのかい??」


手「跡部は強いと言っていたのだが・・・・。」

菊「そんなのデマに決まってるにゃ。」

越「でもギリギリだったっスよね??」




越前の一言で何も言い返せなくなる。




手加減されてるとか思わないんだ

アンタ等に風蘭が負ける訳無いっスよ


合宿で潰されればいいんスよ・・・・・




誰にも聞かれずに越前の中でその想いは強くなっていく。



 
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