練習試合・続

 



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サーブは青学から。


しかも始めから超高速サーブ゙。




乾「はっ!!」


ドンッ


睦「ワァオ!!サーブ速いな。
所謂、ウォーターフォールってヤツ??」(笑

唏「おい、ちゃんと取れよ。」



桃「あいつ等・・・・笑ってる。」

大「あんなサーブを見て怯まないなんてな。」(汗




青学側では彼等の反応が薄く焦りを感じている中、風蘭側では・・・・




「「(遅いな。)」」




と思っている4人だった。




誇「あれぐらい俺等だって取れるっつーの。」

「唏伯椥の方が速いから取れなきゃヤバいって。」(笑


昴「でも今日は打てないけどな。」




真面目に話していると唏伯椥がこちらを向く。

地獄耳なのかは定かではないが、話が聞えていたのだろうか"え〜"と不満そうな顔をする。

それを敢えてスルーする4人。


時間が経つに連れて唏伯椥のテンションは上っていく。

でも本気を出す事は出来ない。

何故ならこれは練習試合であって"本番"では無いから。


つい本気で打ってしまい、青学の彼等に驚かれるがマグレだと言い誤魔化す。

そしてタイブレイクまでいって7-6で青学の勝利。




唏・睦「あざース!!」

海「どうもっス。」

乾「いいデータが取れた。」



唏「(いいデータ・・・・か。)」

睦「(実力の半分も出してないのに)」




そんな事を考えている時だった。

甲高い声と共にドリンクを持った女の子が寄ってくる。



 
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