練習試合・続
―--
サーブは青学から。
しかも始めから超高速サーブ゙。
乾「はっ!!」
ドンッ
睦「ワァオ!!サーブ速いな。
所謂、ウォーターフォールってヤツ??」(笑
唏「おい、ちゃんと取れよ。」
桃「あいつ等・・・・笑ってる。」
大「あんなサーブを見て怯まないなんてな。」(汗
青学側では彼等の反応が薄く焦りを感じている中、風蘭側では・・・・
「「(遅いな。)」」
と思っている4人だった。
誇「あれぐらい俺等だって取れるっつーの。」
「唏伯椥の方が速いから取れなきゃヤバいって。」(笑
昴「でも今日は打てないけどな。」
真面目に話していると唏伯椥がこちらを向く。
地獄耳なのかは定かではないが、話が聞えていたのだろうか"え〜"と不満そうな顔をする。
それを敢えてスルーする4人。
時間が経つに連れて唏伯椥のテンションは上っていく。
でも本気を出す事は出来ない。
何故ならこれは練習試合であって"本番"では無いから。
つい本気で打ってしまい、青学の彼等に驚かれるがマグレだと言い誤魔化す。
そしてタイブレイクまでいって7-6で青学の勝利。
唏・睦「あざース!!」
海「どうもっス。」
乾「いいデータが取れた。」
唏「(いいデータ・・・・か。)」
睦「(実力の半分も出してないのに)」
そんな事を考えている時だった。
甲高い声と共にドリンクを持った女の子が寄ってくる。
[54/121]